AXIORY(アキシオリー)は両建てに対応しているの?
両建てに対応しているとしたら、必要証拠金の計上方法や手数料などについて知りたい。
あなたは今、このようにお考えですよね。
AXIORY(アキシオリー)のトレードリスクを抑えながら利益をめざしたい方のために、両建ては役立つ取引手法と言えるでしょう。
AXIORY(アキシオリー)の両建てを分かりやすく解説
AXIORY(アキシオリー)は両建てに対応している海外FXブローカーです。
両建てとは、ひとつの通貨ペアで買いポジションと売りポジションを同じタイミングで保有する、FXのトレード手法です。
同じ通貨の買値と売値は相反するというルールのもと、両建てすることで、損失を0に抑えることができます。
両建ての最終目的は損失0の状態を続けることなのではなく、相場の方向性が明確になった時点で含み損のポジションを損切りして、含み益のポジションですばやくトレンドに乗ることです。
含み益のポジションを育て、最大限の利益をめざすことを目的として、両建て手法は活用されます。
両建てのルールや手数料は各取引所で異なるため、AXIORY(アキシオリー)の両建てを始める前に把握しておく必要があるでしょう。
ここではAXIORY(アキシオリー)の両建てについて詳しく解説していきます。
AXIORY(アキシオリー)は両建てに適している
AXIORY(アキシオリー)は、異なる業者間の両建てや、複数口座による両建てにも対応しています。
基本的に海外FXブローカーは、複数口座や異なる業者間の口座による両建てを禁止しています。
他社で禁止する両建てをAXIORY(アキシオリー)は認めているため、幅広い両建てが可能です。
このようなことからAXIORY(アキシオリー)は両建てに適している業者と言えるでしょう。
AXIORY(アキシオリー)の両建てのやり方
AXIORY(アキシオリー)の両建てのやり方をみていきましょう。
両建ては、ロングとショートを同じタイミングで保有する必要がありますが、AXIORY(アキシオリー)では取引プラットフォームの性質上、100%同じタイミングで行うことは不可能です。
ただAXIORY(アキシオリー)のMT4は、チャート上から注文できるワンクリックトレード機能が実装されているため、活用することで同じタイミングに近づけて発注することが可能です。
両建てのやり方は、まずMT4の「ツール」から「オプション」へアクセスし「取引」タブを選択、「ワンクリック注文」にチェックを入れることで、ワンクリックトレードが有効にします。
つづいてワンクリックトレード機能をチャート上へ表示します。
AXIORY(アキシオリー)で両建てしたい通貨ペアのチャート上で右クリックし「ワンクリックトレード」を選択したうえで、両建て注文を行いましょう。
「Sell」「Buy」の間にAXIORY(アキシオリー)で両建てしたい注文数量を記入し「Sell」「Buy」ボタンを、それぞれ素早くクリックしましょう。
これでAXIORY(アキシオリー)での両建て注文は完了となります。
AXIORY(アキシオリー)の両建ての必要証拠金のルール
AXIORY(アキシオリー)の両建てにおける注意点として、必要証拠金のルールを理解しておく必要があります。
AXIORY(アキシオリー)の両建ての必要証拠金の計上方法は各取引プラットフォームで異なる
AXIORY(アキシオリー)はMT4とcTraderで両建てできますが、取引プラットフォームに応じて必要証拠金の計上方法は異なります。
MT4の両建てにおける必要証拠金の計上方法は、ロングとショートで相殺されます。 ロング・ショートともに5ロットづつを両建てすると、必要証拠金は0になります。
一方ロングは5ロット、ショートで3ロットの両建てをした場合、相殺した2ロットぶんが必要証拠金として計上されます。
cTraderの両建てにおける必要証拠金は、ロット数の多いポジションで計上されます。
同じくロング・ショートともに5ロットづつ両建てすると、必要証拠金は5ロットになります。
一方、ロングで5ロット、ショートで3ロットの両建てをした場合、必要証拠金は5ロットで計上されるということです。
AXIORY(アキシオリー)の両建てが解除されると必要証拠金が発生する
MT4・cTraderにかかわらず、AXIORY(アキシオリー)で片方のポジションがロスカットされてしまうと両建てが解除されます。
両建てが解除されてしまうと、残りのポジションで必要証拠金が発生することになるため、注意しましょう。
必要証拠金の計上によって口座残高が不足してしまうと、生きているポジションまでロスカットリスクにさらされることになります。
MT4の両建ては必要証拠金が0になるため、両建てが解除されてしまった場合を想定して、確実に必要証拠金を準備しておきたいところでしょう。
一方、cTraderの両建ては、ロット数の多いポジションを必要証拠金として計上するため、両建ての解除においてあらたに必要証拠金の計上について心配ないことはメリットだと言えるのかもしれません。
AXIORY(アキシオリー)の両建ての解除において必要証拠金の発生時、特に大きなリスクを抱えるのはMT4ですのでご注意ください。
AXIORY(アキシオリー)の両建ての手数料
必要証拠金を0に抑えられるAXIORY(アキシオリー)の両建てですが、スプレッドやスワップポイントなどは発生することに注意しましょう。
両建てはロングとショートを一度に保有するため、各ポジションで手数料が発生します。
必要証拠金は0になりますが、手数料については2つのポジションでそれぞれ発生するため、相場の急変によるスプレッド拡大やスワップポイントの蓄積で両建てが解除されるリスクも高くなるでしょう。
両建てでは必要証拠金が発生する可能性と、手数料の拡大に備えて、口座残高を多めに準備しておくことをおすすめします。
AXIORY(アキシオリー)と同じく他社口座との両建てに対応している業者
前述の通り、AXIORY(アキシオリー)は、異なる口座間や業者間の口座をまたいで両建てできることがメリットです。
通常、業者間の口座や複数口座をまたぐ両建てを禁止する業者は多いため、AXIORY(アキシオリー)で口座間をまたぐ両建てが認められていても、他社が禁止している場合はできません。
AXIORY(アキシオリー)のように他社口座をまたいで両建てできる業者は、TitanFXやTradeViewなどです。
ただしTinanFXはアービトラージ取引・裁定取引・他社のレート表示差・接続遅延などを狙った取引や両建てを禁止しています。
このためAXIORY(アキシオリー)と両建てする業者は、両建てに寛容なTradeViewが適していると言えるでしょう。
AXIORY(アキシオリー)の両建てを分かりやすく解説まとめ
AXIORY(アキシオリー)は両建てを認めており、通常禁止されている他社口座や複数口座をまたいだ両建ても可能です。
両建ての注意点としては、MT4とcTraderでは必要証拠金の計上方法が異なること、両建ての解除によって0円に抑えていた必要証拠金が計上されること、倍の手数料が発生することです。
注意点を守りながら両建てを活用して、AXIORY(アキシオリー)で利益をめざしてください。