AXIORY(アキシオリー)は最大400倍のトレードが可能なだけでなく、公式的に両建てを認めています。
両建てとは、同じ通貨ペアのロングとショートを同時に保有するトレード手法です。
売値と買値が相反するというルールをもとにAXIORY(アキシオリー)で両建てを行えば、損益を0に保つことができます。
このためあらゆるトレード戦略で両建てを活用することができます。
ではAXIORY(アキシオリー)で両建てを行うメリットや注意点は、何なのでしょうか。
また両建ての必要証拠金はどのようになるのか、詳しく解説していきましょう。
AXIORY(アキシオリー)の両建てを分かりやすく解説
AXIORY(アキシオリー)の両建てのメリット
AXIORY(アキシオリー)の両建てのメリットをみていきます。
メリット1.柔軟に両建てできる
AXIORY(アキシオリー)の両建ては、柔軟にできることが最大のメリットです。
海外FXでは複数口座をまたぐ以下のような両建てを禁止しています。
- 複数口座をまたぐ両建て
- 他社口座をまたぐ両建て
- 自動売買(EA)を利用した両建て
海外FXではゼロカットを導入しているため、ひとつの取引口座内でロングとショートを保有する両建てしか認められていません。
他社では禁止されている両建てでも、AXIORY(アキシオリー)では禁止されていないため、個々のトレード手法に応じて活用できます。
メリット2.両建てのコストを抑えられる
またAXIORY(アキシオリー)は低スプレッド・取引手数料の安さでも評判です。
両建てではロングとショートでそれぞれコストが発生するため、手数料の負担が大きくなります。
他社よりもコストを抑えやすいこともAXIORY(アキシオリー)の両建てのメリットです。
AXIORY(アキシオリー)の両建て 必要証拠金の計算方法
AXIORY(アキシオリー)の両建てでは、MT4・MT5とcTraderでは必要証拠金の計算方法が異なります。
MT4・MT5の両建てによる必要用証拠金の計算方法
MT4・MT5で両建てを行うと、必要証拠金は相殺されます。
たとえばAXIORY(アキシオリー)でロングを5ロット、ショートも5ロットで両建てをした場合、必要証拠金は相殺されて0円になります。
一方ロングを5ロット、ショートは3ロットの場合の必要証拠金は、相殺されて2ロットです。
MT4とMT5は必要証拠金を抑えて両建てできることが、メリットです。
cTraderの両建てによる必要証拠金の計算方法
cTraderで両建てを行うと、証拠金の大きな方が必要証拠金になります。
たとえばAXIORY(アキシオリー)でロングを5ロット、ショートも5ロットで両建てした場合の必要証拠金は5ロットです。
一方、ロングを5ロット、ショートは3ロットだった場合も、必要証拠金は5ロットです。
cTraderは両建てが解除されたときのリスクがないことがメリットでしょう。
AXIORY(アキシオリー) 両建ての注意点
AXIORY(アキシオリー)の両建てにおける注意点を解説します。
両建ての解除によって証拠金が必要になる
AXIORY(アキシオリー)のMT4による両建ては、必要証拠金が相殺されて抑えられます。
しかしロスカットによって両建てが解除されてしまうと必要証拠金が発生するため、口座残高の不足を招くことになるでしょう。
ロスカットのリスクに備えて、口座にじゅうぶんな資金を準備しておくことが必要です。
一方cTraderは証拠金が大きいロットを必要証拠金にします。
このため万が一ロスカットされても、口座残高の不足によるロスカットを招くおそれがありません。
MT4の両建ての注意点として覚えておきましょう。
スプレッドによって両建ての解除リスクが高まる
AXIORY(アキシオリー)では両建ての証拠金を抑えることができますが、スプレッドは無関係です。
両建てのスプレッドはロングとショートで発生するため、2倍のコストがかかります。
相場の急変によりスプレッドが拡大すると、ロスカットリスクが高まるため、両建てが解除されるおそれがあります。
低スプレッドで定評のAXIORY(アキシオリー)ですが、ロット数や相場の急変による影響でスプレッドが拡大します。
スプレッドの拡大も両建ての注意点として覚えておきましょう。
スワップポイントの合計がマイナスだとコストがかかる
同じくAXIORY(アキシオリー)の両建てのスワップポイントも、ロングとショートで発生します。
スワップポイントでマイナスが続けば蓄積されていき、残高不足によってロスカットリスクが高まり、両建てが解除されます。
スプレッドとともにスワップポイントも油断できないトレードコストです。
両建ての解除リスクに備えるための注意点として、じゅうぶんな口座資金を準備しておきましょう。
他社との両建てに対応しているブローカーの口座を使う
海外FXブローカーとしてはめずらしく、AXIORY(アキシオリー)は他社口座をまたいだ両建てが禁止されていません。
しかし海外FXの大半は他社口座との両建てを禁止しているため、慎重に両建てを行う業者選びをする必要があります。
複数口座をまたいだ両建てを禁止している海外FXブローカーの口座をまたいだ両建てが発覚すれば、他社口座は凍結されることになるでしょう。
口座凍結すれば、他社でトレードを継続できなくなるリスクがあります。
注意点として他社口座をまたいだ両建てを禁止していない業者を選ぶことです。
たとえばTintanFXやTradeviewならば、他社口座との両建てが禁止されていません。
傾向として、ボーナスを採用していない海外FXブローカーでは、複数口座による両建てを禁止していないように見えます。
AXIORY(アキシオリー)も常時ボーナス制度は採用していません。
XMでも他社口座をまたいだ両建てができるという情報もありますが、サポートの担当者によって回答が異なるという声も聞かれています。
充実したボーナスを採用するXMですし安全に両建てを行うのであれば、AXIORY(アキシオリー)との両建ては控えたほうが安心です。
AXIORY(アキシオリー)の両建てを分かりやすく解説まとめ
AXIORY(アキシオリー)の両建てについて詳しく解説しました。
両建てをAXIORY(アキシオリー)で行うメリットは、柔軟にできることとコストを抑えられることです。
必要証拠金の計算方法とともに、注意点も意識して両建てを行うことが大切です。
注意点が多い両建てですが、上手に活用することでAXIORY(アキシオリー)のトレードを効果的に進めることができます。
たとえばトレンドの起点ではAXIORY(アキシオリー)に注文が殺到し、思うように注文が通らないケースがあります。
このようなシーンでも、両建てをしていれば含み損を抱えるポジションを決済するだけで含み益のポジションを伸ばすことが可能です。
また含み益方向のポジションでも、トレンドの起点からさらに利益を伸ばしていくことができるというわけです。
AXIORY(アキシオリー)で上手に両建てを活用して利益をめざしましょう。