Bitwallet(ビットウォレット)は多彩な法定通貨を取り扱っているオンラインウォレットです。
そして、オンラインウォレットでありながらも実はBitwallet(ビットウォレット)は両替も可能です。
しかし、可能かどうかと利用価値の有無はまた別の話しです。
そこで今回はBitwallet(ビットウォレット)の両替についてその条件などを中心に詳しく解説していきます。
Bitwallet(ビットウォレット)の両替を詳しく解説
Bitwallet(ビットウォレット)の両替のやり方
Bitwallet(ビットウォレット)は極めて簡単に両替機能を利用できます。
両替元と先の通貨と金額を選んで依頼するだけです。
また、実際に両替せずともシミュレーターを使った計算だけも可能です。
総じて、Bitwallet(ビットウォレット)の両替機能で使いづらい部分はないかと思います。
ただし、両替の最中にはセキュアIDの入力を求められます。
セキュアIDは自分で決めたパスワードとはまた別の固有情報です。
Bitwallet(ビットウォレット)でアカウントを作った際にメールで受信しているはずなので、そちらで確認して入力しましょう。
万が一、紛失していても登録メールアドレスが分かれば簡単に再発行可能です。
Bitwallet(ビットウォレット)の両替手数料
Bitwallet(ビットウォレット)の両替手数料は無料です。
しかし、これは名目上無料になっているにすぎず、実際には内部の両替レートに手数料分が上乗せされています。
たとえば、現時点の東京証券取引所におけるUSD/JPYのレートはおよそ148.6円です。
対して、Bitwallet(ビットウォレット)で両替する場合、USDの買値は151.5円。
逆にUSDを売って円にする場合の売値は145.6円です。
これはすなわち、約3円が手数料として上乗せされているのとほぼ同じです。
仮に、無意味に往復で両替すると1ドルあたり6円もの手数料がかかってしまいます。
一見すると、Bitwallet(ビットウォレット)の両替手数料は無料のようですが、実際には決して安くはない手数料が含まれています。
ここはくれぐれも勘違いしないようにしましょう。
Bitwallet(ビットウォレット)の両替のレート
Bitwallet(ビットウォレット)の両替レートは実際の通貨の価格に連動して上下します。
決してBitwallet(ビットウォレット)が任意に決めているわけではありません。
しかし、上乗せ分があるのは先に解説したとおりです。
そして、この上乗せ分がどの程度になるのかは、必ずしも一定ではなくマーケットの状況次第で変動していると思われます。
また、もちろん両替する通貨によっても異なってきます。
もっとも、こうした事実上の両替手数料はBitwallet(ビットウォレット)以外の金融機関でもごく一般的な仕組みです。
実際にBitwallet(ビットウォレット)で両替するときは他の金融機関の条件と比較して有利なほうを選びましょう。
ちなみに、FXでも似たような手数料として「スプレッド」と呼ばれるものが存在します。
手数料無料と謳う取引所であっても、実際には多少のコストはかかっているケースが大半です。
利用する取引所を選ぶときは取引手数料だけではなくスプレッドも比較するようにしましょう。
Bitwallet(ビットウォレット)で両替できる通貨
Bitwallet(ビットウォレット)で両替できる通貨は「日本円」「米ドル」「ユーロ」「豪ドル」間のみです。
ポンドもありませんし、いわゆるエキゾチック通貨も取り扱っていません。
また、そもそもBitwallet(ビットウォレット)に利子は付きません。
したがって、Bitwallet(ビットウォレット)を外貨預金のように使うのは難しいでしょう。
もっとも、これら4通貨はFXの証拠金としてはかなりメジャーなものばかりです。
FX口座への送金用途であれば両替対象が少ないと感じることはまずないかと思います。
なお、名前から勘違いされがちですが、Bitwallet(ビットウォレット)は仮想通貨の取り扱いは一切ありません。
仮想通貨を取り扱っているFX取引所にしても、大半は仮想通貨を対象にしたCFDと呼ばれる商品であって、実際の仮想通貨は入手できません。
仮想通貨を入手したい人は別に仮想通貨交換業者の口座を使いましょう。
Bitwallet(ビットウォレット)の両替の反映時間
Bitwallet(ビットウォレット)の両替はほぼ即時に反映します。
少なくとも、出金のように長い時間を要することはまずありません。
ただし、為替レートは急変することも珍しくありません。
そのため、一瞬の反映時間のラグで思った価格とは違うレートで両替されてしまうこともありえます。
Bitwallet(ビットウォレット)で両替するときは、なるべく変動の少ないタイミングを狙ったほうが無難です。
参考までに、為替レートは日本時間の早朝に急変動しがちです。
もちろん取り引きする通貨次第ではありますが、そうした時間帯の両替は避けたほうがよいかもしれません。
Bitwallet(ビットウォレット)の両替のメリット
Bitwallet(ビットウォレット)で両替するメリットは手続きが極めて簡単なことです。
また、両替前後の価格を事前に計算できるシミュレーターがあることも大きなメリットのひとつです。
加えて、Bitwallet(ビットウォレット)の両替は24時間利用可能です。
時間を問わず利用できるのも意外と大きなメリットといえるのではないでしょうか。
総じて、両替頻度が少なく、そこまで手数料を気にする必要がないという人は気軽に利用しても問題ないかもしれません。
Bitwallet(ビットウォレット)の両替のデメリット
Bitwallet(ビットウォレット)の両替のデメリットは若干手数料が高めなところです。
先ほど紹介したUSD/JPYの例でいえば、実質的なBitwallet(ビットウォレット)の両替手数料は3円でした。
対して、一般的な国内証券での両替手数料はそもそも単位が「円」ではなく「銭」です。
率直にいって、それらに比較するとBitwallet(ビットウォレット)の両替手数料はかなり高いと言わざるを得ません。
大量の通貨を両替するほど違いは顕著に見て取れます。
少しでも安く両替したい人は他の金融機関の利用も検討しましょう。
Bitwallet(ビットウォレット)の両替を詳しく解説 まとめ
Bitwallet(ビットウォレット)はかなり簡単な手続きで両替可能です。
ただし、一見無料に見える両替手数料はレートの上乗せとして存在しています。
しかも決して安くはありません。 また、両替できる通貨の種類もそこまで多くはありません。
Bitwallet(ビットウォレット)はFX口座への入出金用途としては非常に便利です。
しかし、両替をはじめとした金融取引全般で考えるとやや一般の金融機関には劣っています。
状況次第ではありますが、基本的には両替は他の金融期間を使ったほうがよいかもしれません。