FXGTはFXと仮想通貨のハイブリッド取引所です。
そんなFXGTに興味があるものの、チャートの見方・使い方が難しそうと手を出せていない人もいるのではないでしょうか。
実際、FXGTの採用するプラットフォームはプロ仕様。 少々難しいのは否定できません。
そこで今回はFXGTのチャートの見方・使い方について詳しく解説していきます。
FXGTのチャートの見方・使い方を詳しく解説
FXGTのチャートの見方・使い方の基本
FXGTのチャートはMT5と呼ばれるプラットフォームで確認することになります。
そのMT5はプロも使うといわれるほど高機能なFX専用プラットフォームで、十二分に使いこなそうとすれば見方も使い方もかなり複雑です。
しかし、そこまで発展的な使い方を求めないのであれば、基本さえおさえれば十分に実際の取り引きに利用可能です。
高機能といっても、一般的なプラットフォームのチャートにくらべて見方が異常に特殊ということもありません。
そこで今回は以下の最低限の項目に絞って、FXGTのチャートを使ううえで必要最低限の見方・使い方を解説していきます。
・ローソク足
・時間足
・時間表示
・インジケーター
・カスタム
すでになんらかの投資をしている人にとっては前半は初歩的すぎるかもしれません。
しかし、後半はMT5のチャートならではの若干特殊な部分も含まれています。
また一方で、FXGTで本当にはじめて投資を経験するという人であれば、これらをおさえておけば基本的なトレードには十分です。
ご自分のレベルにあわせて必要な部分だけ参考にしてもらえればと思います。
FXGTのチャートの見方・使い方【ローソク足】
FXGTのチャートには複数の表示方法がありますが、最も基本となるものはローソク足です。
ローソク足はその名のとおりローソクのような形状をしたもので、それが幾本も並ぶことでFXGTのチャートの全体を構成します。
しかし、そのローソク足には1本だけでも実に多彩な情報が含まれます。
まず、ローソクの芯にあたる部分の上下はその時間軸での始値と終値を意味します。
そして、炎に該当する細い線の両端は最安値と最高値。
また、ローソク足の色自体はその時間軸が「値上がり」か「値下がり」のいずれで終わったかを表します。
これらのチャートの見方・使い方はFXGT以外でもほとんど同じです。
非常に汎用性が高い、というよりは、むしろ投資において必須の見方です。
もし今後FXGT以外のチャートを使うとしても、ローソク足の見方・使い方は必ず覚えておきましょう。
FXGTのチャートの見方・使い方【時間足】
FXGTのチャートはローソク足の集合で構成されます。
そのローソク足1本に含まれる時間軸の単位を「時間足」と呼びます。
たとえば仮に時間足が1時間であれば、そのローソク足には1時間のマーケットの変化が表現されます。
実際に利用できる時間足のバリエーションはプラットフォームによりけりです。
その点、FXGTがチャートに採用しているMT5では1分足~月足まで実に多彩な時間足を設定できます。
これはご自分が短期売買中心でいくのか、中長期スタンスで臨むのかによって適切な値を設定しましょう。
もっとも、一般的にチャートは複数の時間足を使った見方・使い方をされるものです。
5分足メインならば15分足と日足、日足メインならば週足や月足も、といったように短期・中期・長期の視点でチャートを眺める癖をつけましょう。
FXGTのチャートの見方・使い方【時間表示】
FXGTのチャートは時間表示の見方がやや特殊です。 先に結論からいえば、FXGTのチャートに表示される時間はすべて「日本時間-6時間(7時間)」です。
たとえば、日本時間が10時ならばGMTには「4時」と表示されます。 ここはMT5以外のプラットフォームの使い方に慣れた人が戸惑いがちなポイントといえるでしょう。
これはFXGTのチャートがサーバー時間で表示されるからです。
サーバー時間とは、FXGTの取引サーバーが設置されている地域の現地時間。
FXGTではGMT+3時間(2時間)です。
GMTはロンドンのグリニッジのローカルタイム。 日本とは9時間の時差があります。
そのため、FXGTのチャートは表示時間が「日本時間-6時間(7時間)」になるというわけです。
若干面倒ですが、FXGTを使ううえでこの時間表示の見方は避けて通れません。
また、ところどころ()書きになっているのは、FXGTのチャートにはサマータイムが適用されるからです。
サマータイムは例年3月中旬~11月初旬で、そのあいだは取引時間が1時間前倒しされます。
これもまたFXGTのような海外業者ではお馴染みの仕様なので早めに慣れてしまいましょう。
FXGTのチャートの見方・使い方【インジケーター】
FXGTのチャートには実に多彩なインジケーターも追加できます。
インジケーターとは、いろいろな数値をベースにはじき出されたグラフです。
FXGTのチャートへのインジケーターの追加方法はいくつかありますが、メインメニューの「挿入→インジケーター」が最もシンプルな使い方かと思います。
ほかにはナビゲーターパネルからドラッグするような方法もありますが、まずはメインメニューからの使い方を覚えておくことをおすすめします。
ただし、実際のインジケーターをどう見るか、どのようにトレードへ活用するかはそれぞれ異なります。
このあたりの見方・使い方は各インジケーターごとに調べて自分なりに利用してみましょう。
FXGTのチャートの見方・使い方【カスタム】
FXGTのチャートの特徴は極めて柔軟なカスタムができることです。
色味などのデザインはもちろんですが、その真価はカスタムインジケーターで発揮されます。
ただ、カスタムインジケーターの見方や使い方はデフォルトインジケーター以上に複雑です。
それでも、ごくごく簡単に解説すれば以下のとおりです。
1.カスタムインジケーターのファイルを入手する(MQLファイル)
2.MQLファイルをMT5のデータフォルダへ追加
3.追加したカスタムインジケーターをチャートへ適用する
決して簡単ではありませんが、慣れればそこまで面倒でもありません。
ただ、FXGTを使ううえで必須とまでいえるかといえばそのようなことはありません。
カスタムインジケーターは、FXGTデフォルトのチャートの見方・使い方に慣れて、なおかつ物足りなさを感じるときになって初めて使い始めればよいのではと思います。
FXGTのチャートの見方・使い方を詳しく解説 まとめ
FXGTのチャートは使いこなそうとすれば見方・使い方もかなり複雑になってきます。
しかし、普通にトレードするだけであれば基本の見方と使い方をおさえておけば十分です。
本当にFXに初めて触れるという人は、ローソク足、時間足、時間表示の見方などをまずは覚えてしまいましょう。
また、FXGTの採用するプラットフォームであるMT5は他社の多くでも使われています。
少し難しいと感じるかもしれませんが、非常に汎用性が高いので、ここは早めに慣れてしまいましょう。