FXGTはFXと暗号資産のハイブリッド取引所です。
そんなFXGTは海外取引所ですので、特殊な注文方法(取引方法)を行うのではないかと疑問を感じている方もいるのではないでしょうか。
基本的な注文方法の考え方はかわりませんが、国内FXと比べると、FXGTの注文方法や取引方法は複雑に見えてしまう方もいるようです。
ここではFXGTの注文方法(取引方法)について詳しく解説していきましょう。
FXGTの注文方法(取引方法)を詳しく解説
FXGT 注文方法(取引方法)の手順
FXGTの注文方法(取引方法)の一連の手順は、以下の通りです。
- 手順1.注文ウインドウを開く
- 手順2.注文内容を入力して発注する
- 手順3.ポジションを確認する
- 手順4.決済注文を行う
FXGTの新規注文のやり方
MT4・MT5の気配値からFXGTの注文ウインドウを起動します。
注文したい通貨ペアを右クリックまたはタップして、注文ウインドウを起動しましょう。 起動したら注文内容を入力していきます。
まずは銘柄を選びます。
そして注文方法を選んだら数量を設定し、成行以外の注文方法は価格も設定しましょう。
なお価格の設定については、次項の各注文方法で詳しく解説しています。
そして任意で、利確設定の指値と、損切り設定では逆指値の項目も埋めたら、発注を完了させます。
こちらも以下の決済の項目で解説しています。 発注を完了すると、MT5のツールボックス、MT4はターミナルの取引タブ内でポジションを確認することができるでしょう。
アプリの場合は、メインメニューのトレードにてポジションを確認できます。
FXGTの決済注文のやり方
FXGTの注文方法は完了となりますが、最終的に建てたポジションの決済を行わなければいけません。
決済注文のやり方も、取引タブ内にある決済したいポジションの右端に表示されている×ボタンをクリックします。
アプリの場合も、同じくメニューのトレードから決済したいポジションをタップして完了させましょう。
FXGTの注文方法(取引方法) カウントダウン/成行
FXGTの注文方法(取引方法)のうち、カウントダウン注文および成行注文は、もっとも基本と言えます。
数量だけを決めて発注し、市場価格で約定をめざす注文方法です。
即座に売買が成立することはメリットですが、スリッページのリスクがあることはデメリットでしょう。
スリッページとは、マーケットの急変により注文時の価格よりも異なる価格で売買が成立してしまうことです。
カウントダウン・成行注文は、あらかじめスリッページのリスクも考えたうえで利用したい取引方法と言えるでしょう。
まとめると新規・決済注文を、FXGTの現在のレートで行うことができます。
FXGTの注文方法(取引方法) Limit/指値
FXGTの注文方法(取引方法)としてもうひとつ、Limit注文および指値注文も基本として押さえておくべきでしょう。
Limit注文および指値注文は、数量と価格を決めて発注する注文方法です。
不利な価格で売買が成立することがないというメリットがある反面、約定しないというデメリットもある取引方法と言えるでしょう。
新規・決済注文ともに、自分で決めた価格で行うことができます。
FXGTの注文方法(取引方法) Stop/逆指値
Stop注文は逆指値注文をさしている、FXGTの注文方法(取引方法)です。
その名の通り、指値とは逆方向の価格で売買の成立をめざす注文方法になります。
システム上、指値注文はFXGTの現在レートよりも安く買う・高く売るという注文しか出せません。
一方、逆指値注文は現在のレートよりも高く買う・安く売るという注文しか出せない取引方法です。
特殊な手法を用いる場合の新規注文でも使われますが、不利な価格で注文を行うことからStop注文は主に損切りを行うために活用されます。
FXGTの注文方法(取引方法) Stop Limit
Stop Limit注文は、FXGTの注文方法の中でも応用の利いた取引方法です。
ここまでLimitは指値、Stopは逆指値と解説しました。
これを前提としてStop Limit注文とは、Stop価格を発動条件にしたLimit注文をさしています。
前項の解説の通り、Stop価格は不利な価格を示しています。
もしFXGTのレートが現在よりも不利なレートになると、Limit注文が発動する注文方法です。
こちらも特殊な手法を用いる場合に活用される取引方法と言えるでしょう。 なおStop Limit注文は、MT4では行うことができません。
MT5限定の注文方法になっていることからも、それほど頻繁に用いられる注文方法ではないと考えておきましょう。
FXGTの注文方法(取引方法) 決済
FXGTの注文方法(取引方法)では決済注文まで済ますことですべての取引が終了となります。
ポジションの決済方法としてもっともシンプルなやり方は、MT5のツールボックス(MT4はターミナル)からポジションの×をクリックします。
これはFXGTのレートで行う成行決済になります。
もし指値決済する場合は、ポジションを右クリックして「注文変更」を選び、Take Profit(利確)とStop Loss(損切り)を設定しなおし、そのまま発注し直します。
なお指値決済については、新規注文と同時に決済注文をしこんで発注することもできますので、ニーズに合わせて使い分けてください。
FXGT 注文方法(取引方法)の注意点
FXGTの注文方法(取引方法)の注意点として、損切りで行うStop注文をみていきましょう。
Stop注文は逆指値注文のため、スリッページがないと考える方がいるかもしれません。
しかしStop注文は、Stop価格に達することで成行注文が発動する注文方法です。
このため発動から約定までの間にスリッページが発生するリスクがあります。
損切りでStop注文を行う場合であっても、スリッページがないと安心することはできないため、注意点として覚えておきましょう。
FXGTの注文方法(取引方法)を詳しく解説まとめ
FXGTの注文方法(取引方法)について解説しました。
MT5・MT4を使い手順にしたがって注文方法を行いましょう。
注文の操作自体は難しくありませんが、FXGTで利益をめざすのであれば各取引方法の特徴をきちんと理解する必要があります。
カウントダウン・成行注文とLimit・指値注文はFXGTに限らず注文方法の基本ですのできちんとマスターしましょう。
Stop・逆指値注文は主に損切り注文で活用されますが、新規エントリーの利用頻度は低いです。
決済注文として埋めるべき項目は、Take Profit(利確)とStop Loss(損切り)になりますのでぜひ活用しましょう。