GEMFOREX(ゲムフォレックス)は1,000倍までのハイレバレッジが実現可能な海外FXブローカーです。
ハイレバレッジのリスクを分散させるため、両建てトレードをしたいと考えている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、そもそもGEMFOREX(ゲムフォレックス)で両建てトレードは禁止されていないのでしょうか、またどのような点に注意すべきなのでしょうか、詳しく解説していきます。
GEMFOREX(ゲムフォレックス)の両建てトレードは禁止されているのか注意点も解説
GEMFOREX(ゲムフォレックス)の両建てトレードは単一口座ならば可能
単純にひとつのGEMFOREX(ゲムフォレックス)の口座で行う両建てトレードは禁止されていません。
両建てトレードとは、ひとつの通貨ペアについて相反するポジションを持つことで、為替相場がどちらへ変動しても、いずれかのポジションでは利益が出る体制をとることです。
GEMFOREX(ゲムフォレックス)の単一の口座間で両建てトレードを行った場合は、結局、それぞれのポジションの損益は相殺されますので、両建てトレードをする数字上のメリットはそれほどありません。
市場の成り行きをみて、どちらのポジションを活かすべきか迅速に判断し行動が取れるというのが、両建てトレードの主なメリットです。
ちなみに、両建てトレードは、2つのポジションを同時に持つので動かす資金も単純に2倍になり、スプレッドも2倍かかります。
口座に証拠金を十分に用意していなければ強制ロスカットのリスクもあります。
明確な戦略がなければ、コストのかかる両建てトレードをGEMFOREX(ゲムフォレックス)でするメリットはあまり多くありません。
両建て両損・・・判断に迷い、売りと買いの両方を建ててうまく利益を上げようとしても、結局両方とも損してしまうことがよくあるので両建ては控えましょう。#fxch #fx #為替 #相場 #FX
— FX名言_迷言bot 為替 (@sagiinfo32) May 16, 2019
GEMFOREX(ゲムフォレックス)の両建てトレードで利益を出すには、時間差でポジションを立てていったりといった技術が必要です。
また、両建てトレードは両通貨のスワップポイントを無視していると時間が経つにつれて利益が減っていくことにも注意が必要です。
GEMFOREX(ゲムフォレックス)で両建てトレードを複数口座でするのは禁止
GEMFOREX(ゲムフォレックス)の単一口座での両建てトレードができるのに対して、複数口座を使った両建てトレードは利用規約で明確に禁止されています。
GEMFOREX(ゲムフォレックス)で複数口座の両建てトレードを禁止している理由は、ゼロカットシステムを採用していることが関係してきます。
GEMFOREX(ゲムフォレックス)のゼロカットシステムは、為替相場の急変によりトレーダーが証拠金残高以上の損失を負った場合に、一定時間経過後、マイナスとなった口座残高をゼロに戻す救済措置です。
これによって、トレーダーは自己資金以上の損失を出す心配なく、安心してFXを楽しむことができるのです。
国内口座だと、維持率がどうしても厳しくなるし ゼロカットじゃないから1000万でやってても不安しかない
— でいちゃん@LOL (@deichanlol) May 23, 2019
では、複数口座で両建てトレードをしたとして、ゼロカットシステムが働く場合を想像してみましょう。
為替相場の急変により、一方のポジションでは口座残高がマイナスへと落ち込みますが、ゼロカットシステムによりマイナス分の損失はGEMFOREX(ゲムフォレックス)が事実上、負担します。
対して、もう一方の利益が出るポジションを持っている口座の収益に上限はありません。
また、別々の口座であるため損益の相殺もシステム上はされません。
(ただ、結局のところ規約違反になります)
このように考えれば、両建てトレードがリターンは受け取りつつリスクをGEMFOREX(ゲムフォレックス)に負担させる、不正な取引であることが理解できるのではないでしょうか。
ちなみに、FXブローカーによっては両建てトレードを禁止していないところもあります。
しかし、規約をよく読むと両建てトレードで生じた損失についてはゼロカットシステムの対象外となっていることがほとんどです。
単純に両建てトレードができるからという理由だけで、GEMFOREX(ゲムフォレックス)以外のブローカーでトレードするのは大変危険です。
GEMFOREX(ゲムフォレックス)で両建てトレードになっていないか注意すべき点
両建てトレードが規約で禁止されていると認識していても、気づかぬうちにGEMFOREX(ゲムフォレックス)の規約違反となっていることもあります。
GEMFOREX(ゲムフォレックス)でトレードをする際には、以下の点に注意を払っておきましょう。
GEMFOREX(ゲムフォレックス)の両建てトレードは相関性の強い通貨ペアも禁止
同一の通貨ペアで両建てトレードをするのが規約違反なのはもちろんのこと、GEMFOREX(ゲムフォレックス)では相関性の高い通貨ペアの両建てトレードも規約違反とみなされてしまいます。
具体的にどのような通貨ペアがGEMFOREX(ゲムフォレックス)で相関性の高い通貨ペアとして両建てトレード禁止に該当するのかは示されていません。
ただ、EUR(ユーロ)とGBP(ポンド)などは相関性の高い通貨ペアとして代表的であるため、両通貨の絡んだペアでのトレードは両建てトレードと判断される可能性が高いでしょう。
相関性の高い通貨ペアを使った両建てトレードは、いわゆるサヤ取りと呼ばれるもので、GEMFOREX(ゲムフォレックス)の場合、どの程度が規約違反に該当するかどうかの基準は曖昧なところです。
ただ、ゼロカットシステムを悪用する意図があるものは明らかに規約違反となることだけは間違いありません。
GEMFOREX(ゲムフォレックス)以外のブローカーを使った両建てトレードも禁止
gemのリプ欄見てたけど。 利用規約12条13,14項目に『複数業者間での両建て取引は禁止』って書いてあるのに公式ツイートのリプに『両建てで回避するのが当たり前!』とか書いたらダメだよね。。 規約上バレたら出金出来ないよそれ…|ω・)
— りあ@羊狩り (@lia_hitsujigari) April 10, 2019
GEMFOREX(ゲムフォレックス)でとったポジションと両建てトレードとなるように、別のブローカーでポジションを持つことも規約違反に該当します。
GEMFOREX(ゲムフォレックス)と別のブローカーのどちらかがゼロカットシステムでトレーダーのリスクを肩代わりすると考えれば、これも納得ですね。
ただ、ブローカーによっては業者をまたいだ両建てトレードを禁止していないこともあります。
とくに、積極的なボーナス付与を行っていないブローカーなどが顕著です。
おそらく、ボーナスへの予算をトレーダーのゼロカットシステムへ回しているため、両建てトレードでリスクを肩代わりすることも許容しているのだと想像できます。
ただ、その場合でも、表向きはゼロカットシステム狙いの両建てトレードは禁止されていることがほとんどです。
この前、gemがサーバー落ちで 決済できず困ってる人いたけど そのとき、別の業者で その間だけ両建てしてる人いたらしいけど 出金拒否なる可能性あるから 後々のこと考えたらそっちの方がリスク高いよな。
海外口座は特にすぐ出金拒否なるし。 — せっと (@sept2828) April 13, 2019
リスク管理の面から、相場の値動きが激しい局面でGEMFOREX(ゲムフォレックス)と他ブローカーとの両建てトレードをしたいというのも合理的ではあります。
しかし、結局のところ規約違反で凍結口座ひいては出金拒否となるリスクを考えると、悩ましいところですね。
GEMFOREX(ゲムフォレックス)の両建てトレードは禁止されているのか注意点も解説 まとめ
GEMFOREX(ゲムフォレックス)の両建てトレードは単一口座で行う分には問題ありません。
ただ、複数口座を使った両建てトレードや業者をまたいだ両建てトレードは禁止すると明確に利用規約に記載されています。
また、単一通貨だけではなく、相関性の高い通貨ペアを使った複数口座の両建てトレードも禁止になります。
気づかぬうちに規約違反とならぬよう、少しばかり注意しておきましょう。