iFOREX(アイフォレックス)は追証なしで最大400倍までのレバレッジが使える海外のFXブローカー。
ただ、そのような高いレバレッジは大きなリターンが狙える一方で損失も大きくなりがちです。
そこでリスクコントロールに役立つのが逆指値注文です。
しかし、FX初心者の人の中にはそもそも逆指値とはどういったものかよく分からないという人もいるのではないでしょうか。
そこで今回はiFOREX(アイフォレックス)の逆指値について分かりやすく解説していきます。
iFOREX(アイフォレックス)の逆指値を分かりやすく解説
iFOREX(アイフォレックス)の逆指値とは
iFOREX(アイフォレックス)の逆指値とは、市場価格より不利な価格指定です。
たとえばロング(買い)注文ならば市場価格よりも高い価格、ショート(売り)ならば市場価格より安い価格です。
逆指値は主に損切り注文で使われることが多く、損切り注文と同義に使われることもあります。
しかし、逆指値は指定価格を意味するだけの言葉であって注文そのものを指しているのではありません。
iFOREX(アイフォレックス)ではあまり意識する必要はありませんが、他のブローカーを使う際にはこの違いは理解しておくことをおすすめします。
iFOREX(アイフォレックス)の逆指値注文のやり方【新規注文】
iFOREX(アイフォレックス)で逆指値を使うパターンは2つあります。
まずは新規エントリー時です。
iFOREX(アイフォレックス)には「新規注文」と「新規指値注文」の2種類の注文方法があります。
そして、新規指値注文で指値に市場価格より不利な値(=逆指値)を設定すれば逆指値注文になります。
つまり、逆指値注文とは指値(=指定価格)に逆指値(=不利な価格)を指定する注文方法というわけです。
新規エントリー時に逆指値を使う意味は相場の方向感を確かめてから注文できるということです。
たとえば市場価格がAにまで上がればそのままBまで価格上昇が見込めるというときに、価格Aで逆指値注文を出しておくといった使い方ができます。
iFOREX(アイフォレックス)の逆指値のやり方【損切り(ストップロス)】
iFOREX(アイフォレックス)のもうひとつの逆指値の使用場面は損切り(ストップロス)です。
ストップロスは新規注文時にあわせて損切り注文も入れておけるオプションです。
「ストップロスを追加」にチェックを入れて許容損失額(=数量)等を設定すると逆指値の損切り注文が新規注文とあわせて発注されます。
また、同じように利確(リミット)の注文も新規注文と同時に入れられます。
iFOREX(アイフォレックス)ではじめてFXを経験する人はここで「ストップ=損切り/リミット=利確」と覚えてしまいがちです。
しかし、これは正しくありません。 正確には「ストップ=逆指値/リミット=指値」です。
sell stop 逆指値の売り buy limit 指値の買い
— たく (@SY3aT9dmoWmeKRn) December 21, 2016
たとえばiFOREX(アイフォレックス)以外のブローカーではストップリミットという注文方法があります。
これは逆指値(=不利な価格)であるストップ価格になると指値(=リミット)注文が有効になる条件付き注文です。
逆指値を単に市場価格より不利な値を指定する「注文方法」と考えているとこのあたりで混乱してしまいます。
繰り返しになりますが、逆指値は注文方法ではなく指定価格が有利か不利かによる指値の呼び方の違いでしかありません。
iFOREX(アイフォレックス)の逆指値注文はストップ狩りに注意
iFOREX(アイフォレックス)でストップロスの逆指値注文を入れるときはストップ狩りに注意しましょう。
ストップ狩りとは別名、逆指値注文狩りとも呼ばれるもので、市場価格を操作して意図的に他人の損切りを発動させる手法です。
ストップ狩りには市場価格に影響を及ぼせるほどの資金力が必要となるため大口投資家や機関投資家によって主に仕掛けられます。
明確にいつiFOREX(アイフォレックス)でストップ狩りがおこなわれるかという予測は難しいところです。
ただ、市場価格の動きやすさと通貨ペアの流動性には相関関係があります。
早朝や深夜などの時間帯、あるいは流動性の低いマイナー通貨ペアなどで逆指値を入れるときには警戒しておいたほうがよいでしょう。
iFOREX(アイフォレックス)の逆指値はいくらに設定すべきか
iFOREX(アイフォレックス)で損切りの逆指値を入れる場合、どの程度の価格にすべきなのでしょうか。
これについては目指すリターンやリスク許容度、資金力によって様々です。
ただ、ひとつの考え方として利確の指値を基準として、それ以上の損失が出ない値を逆指値としておく方法があります。
たとえば1万円の利益が出るポイントで利確の指値を入れているとします。
その場合は損失が1万円以下におさまるポイントに逆指値を置いておきます。
このようにしておけば、利確の決済と損失の逆指値決済の回数が同じでも、最終的に利益のほうが大きくなります。
リスクリワードレシオとは 勝ちトレードの利益と 負けトレードの損失の比率🤔
1回のトレードにおいて リスク(損失)1に対して どのくらいのリターン(収益)を 上げているかを数値化したもの 1:2以上が理想👍 FXで勝ち続けるためには 資金管理はとても大切😆 — あや@ママトレーダー (@ayagluck) May 4, 2020
この考え方リスクリワードレシオに基づくものでiFOREX(アイフォレックス)以外のブローカーにも応用が効きます。
自分なりに適切な逆指値のポイントが見つかるまではひとつの目安として利用してみてはいかがでしょうか。
iFOREX(アイフォレックス)で逆指値は必須?
逆指値はたしかに損切りに有効な注文方法です。
ただ、iFOREX(アイフォレックス)を使っていくうえで必須とまではいえません。
それはiFOREX(アイフォレックス)には口座残高以上のマイナスをなしにしてくれるゼロカットがあるからです。
国内ブローカーの場合、逆指値を活用せずトレードすると資産を失うばかりか借金を作ってしまうことさえあります。
FXでゼロカットシステムがない会社は、急騰急落が起きるような歴史的な価格変動のとき、損失が拡大しやすいです。さらに大変なのが【FXの借金は自己破産できない】ことです。国内FX会社はゼロカットを採用してない25倍レバレッジなので、強制ロスカットならまだしも、滑って大損したら、、🤭
— Takeshi (@retakeshi555) June 23, 2020
しかし、ゼロカットのあるiFOREX(アイフォレックス)ではそのような心配はありません。
もちろん、余裕資金でトレードしていることが前提ですが、仮に逆指値を使わずとも口座残高がゼロになるだけです。
先ほど解説したようにFXには逆指値を狙ったストップ狩りもあります。
逆指値がうまく使いこなせないという人は、あまり損切りこだわらずトレードしてみるのもよいかもしれません。
iFOREX(アイフォレックス)の逆指値を分かりやすく解説 まとめ
iFOREX(アイフォレックス)には逆指値注文という注文方法はありません。
新規指値注文で逆指値(=不利な価格)を指定すれば逆指値注文となります。
ストップロスの設定も同様です。
ただ、逆指値注文は自動的に損切りできるという大きなメリットがありますが、反面、大口投資家のストップ狩りにあいやすいというデメリットもあります。
iFOREX(アイフォレックス)はもともと裁量トレードに向いたブローカーです。 あまり使い慣れていない人は無理に逆指値注文を活用せず自由にトレードしてみるのもよいのではないでしょうか。