iFOREX(アイフォレックス)は両建てを認めているの?
もし認めているのであれば、両建てのやり方や禁止事項、メリットや注意点について詳しく知りたい。
このようにお考えの方に向けて、iFOREX(アイフォレックス)の両建てについて詳しく解説していきましょう。
iFOREX(アイフォレックス)の両建てを分かりやすく解説
iFOREX(アイフォレックス)は両建てを認めている!?
iFOREX(アイフォレックス)は両建てを認めています。
公式サイトの「取引条件」のページでは、両建てについて以下の通り言及しています。
- iFOREXは両建てを「正味」に基づいて最小の証拠金を計算する目的のための取引ととらえる
- 両建ての一方のポジションの決済を、未決済のまま残るポジションと同量の新しいポジションの注文と捉える
取引条件として明示していることから、iFOREX(アイフォレックス)は両建てを認めているととらえることができるでしょう。
iFOREX(アイフォレックス)の両建てトレードのやり方
iFOREX(アイフォレックス)の両建てトレードのやり方として理解しておきたいことは、独自プラットフォームの注文のしくみです。
取引プラットフォームには両建て用の機能は実装されていませんが、他の海外FX業者と同じように、買い注文と売り注文を同じタイミングで行い、ロングとショートのポジションを保有できます。
ここでは、iFOREX(アイフォレックス)の両建てトレードのやり方を手順に沿ってみていきましょう。
手順1.iFOREX(アイフォレックス)で1つ目のポジションを建てる
iFOREX(アイフォレックス)のマイページにログインして、気配値一覧から、両建てトレードをする通貨ペアをクリックで選択しましょう。
注文画面を表示したら、「新規注文」タブが選択されていることを確認して、両建てする「銘柄」、「買」「売」のどちらかを選択、「数量」を記入して発注します。
基本的に両建てトレードでは、即座約定をめざすために成行注文を利用しますが、もし指値注文で両建てトレードをする場合は、数量だけでなく注文価格を記入しましょう。
手順2.iFOREX(アイフォレックス)で2つ目のポジションを建てる
iFOREX(アイフォレックス)の気配値一覧から通貨ペアを選択して、注文画面を表示して、1つ目のポジションと同じように入力します。
ただし両建てを行うために、「買」「売」の選択では1つ目のポジションとは異なるものを選択しましょう。
もし1つ目のポジションがロングの場合、2つ目のポジションはショートで建てるので「売」を選択して、発注を完了させましょう。
これでiFOREX(アイフォレックス)の両建てトレードをスタートできます。
手順3.含み損のポジションを決済する
新規エントリーを完了したら、iFOREX(アイフォレックス)の相場の方向性が明確になった時点で、両建てトレードを解除するために、含み損のポジションを損切りします。
含み損のポジションを決済するやり方は、iFOREX(アイフォレックス)の画面下にあるトレードウオッチで「未決済取引」が選択されていることを確認し、両建てで決済したいポジションの「決済」ボタンを押すだけです。
両建てを解除したら、含み益のポジションを活かしてiFOREX(アイフォレックス)の利益を狙いましょう。
iFOREX(アイフォレックス)の両建てにおける禁止事項
FOREX(アイフォレックス)の両建ての禁止事項については、利用規約の第7条「お客様の表明・保証条項」の1.14項に明記されています。
万が一、禁止事項にふれてしまう両建てトレードを行い発覚すると出金拒否や最悪の場合口座凍結のペナルティになりますので絶対にやめましょう。
禁止事項1.iFOREX(アイフォレックス)の口座間をまたぐ両建て
iFOREX(アイフォレックス)の口座間をまたぐ両建てトレードとは、以下の口座をまたいで2つの口座で売買ポジションを保有することです。
- 他人名義の口座
- 複数アカウント登録によって開設した複数口座
たとえば自分の口座で、USDJPYのロングを、知人の口座でショートを建てる両建てトレードは、iFOREX(アイフォレックス)の禁止事項に抵触し、ペナルティ対象になります。
iFOREX(アイフォレックス)は1アカウント1口座制ですので、他社のように複数口座を開設することはできませんし、
複数のアカウントを登録して複数口座を運用することは禁止されています。
禁止事項2.iFOREX(アイフォレックス)と他社の口座間をまたぐ両建て
他社の口座間をまたぐ両建てトレードも、iFOREX(アイフォレックス)の禁止事項のひとつでありペナルティ対象になります。
自分の名義の口座で両建てするために、iFOREX(アイフォレックス)と他社の口座をまたいでトレードする方法は、海外FX業者の多くが採用する禁止事項のひとつですので絶対にやめましょう。
iFOREX(アイフォレックス) 両建てのメリット
両建てトレードのメリットは、iFOREX(アイフォレックス)の相場の方向性が明確になるまでトレードの損益を0に抑えることです。
同じ通貨ペアの買いと売りの価格は相反するため、両建ての含み損益は相殺されて0になります。
含み損益を0に抑えながら、相場の方向性が明確になるまで待機し、相場の方向性が明確になった時点で、含み損方向のポジションを決済します。
そして含み益方向のポジションを活かして、すばやくトレンドに乗れることが両建ての最終目的でしょう。
なにも両建てしなくても、トレンドの発生時点でiFOREX(アイフォレックス)で注文すればよいのではとお考えの方もいるはずです。
両建てに活用される成行注文は即座約定をめざす方法ですが、約定するタイミングにズレが生じるため、思い通りの価格で注文できません。
特にトレンド発生時にはiFOREX(アイフォレックス)注文が殺到するため、成行注文を行うとスリッページの可能性が高まります。
両建てすれば、すでにトレンド方向のポジションを保有しているため、スリッページのリスクにおびえる必要がないというメリットもあります。
iFOREX(アイフォレックス)の両建てに関するよくある質問
iFOREX(アイフォレックス)は両建てトレードの一括決済はできるの?
一括決済は、複数のポジションをまとめて決済できる機能ですが、iFOREX(アイフォレックス)でもできます。
やり方は、両建てのふたつのポジションをチェックして「選択取引一括決済」し、確認画面をチェックして完了します。
両建てトレードを解除するのではなく、終了するやり方としてとても便利な方法です。
iFOREX(アイフォレックス)の両建ての注意点は?
両建ての注意点は、スプレッドとスワップポイントが2倍発生することでしょう。
iFOREX(アイフォレックス)のスプレッドは一般的~狭いレベルですが、両建てトレードでは2倍発生することに注意しなければいけません。
またスワップポイントについては、中長期で両建てトレードを行う場合に注意が必要で、マイナススワップではないことを確認したうえで行うことをおすすめします。
iFOREX(アイフォレックス)の両建てを分かりやすく解説まとめ
iFOREX(アイフォレックス)の両建ては取引プラットフォームのしくみからやり方も簡単です。
両建ての禁止事項に触れないように両建てトレードを行い、iFOREX(アイフォレックス)で利益を狙いましょう。