iFOREX(アイフォレックス)は両建てトレードが認められているの?
ところで両建てってなに?どのような役割があるの?
両建てトレードのやり方や禁止事項を詳しく知りたい。 あなたは今、このようにお考えですよね。
長年の運営実績を誇るiFOREX(アイフォレックス)は最大400倍で通貨ペアのレバレッジ取引ができることはもちろん、貴金属やエネルギーのCFD取引にも対応している海外FX業者です。
ここではiFOREX(アイフォレックス)の両建てについて詳しく解説していきます。
iFOREX(アイフォレックス)の両建てを分かりやすく解説
iFOREX(アイフォレックス)は両建てを認めているの?
iFOREX(アイフォレックス)は両建てを認めています。
公式サイトの「取引条件」のページには「iFOREXは両建ての一方のポジションの決済を、未決済のまま残るポジションと同量の新しいポジションの注文と捉えます」と記載されています。
このことから両建ては認められているととらえることができるでしょう。
iFOREX(アイフォレックス)の両建てトレードのやり方
iFOREX(アイフォレックス)の両建てトレードのやり方を手順に沿ってみていきましょう。
取引プラットフォームには両建て用の機能は実装されていませんが、他の海外FX業者と同じように、買い注文と売り注文を同じタイミングで行い、ロングとショートのポジションを保有します。
反対売買することで決済されてしまうFX業者も存在しますが、iFOREX(アイフォレックス)はロングとショートを建てることができます。
両建てトレードの手順1.iFOREX(アイフォレックス)で1つ目のポジションを建てる
両建てトレードの手順は、1つ目のポジションを建てることからはじめます。
iFOREX(アイフォレックス)のマイページにログインして、気配値一覧から、両建てトレードをする通貨ペアをクリックで選択しましょう。
注文画面を表示したら、「新規注文」タブが選択されていることを確認して、両建てする「銘柄」、「買」「売」のどちらかを選択、「数量」を記入してください。
基本的に両建てトレードでは、即座約定をめざすために成行注文を利用しますが、もし指値注文で両建てトレードをする場合は、数量だけでなく注文価格を記入しましょう。
両建てトレードのうち片方の注文が完了します。
両建てトレードの手順2.iFOREX(アイフォレックス)で2つ目のポジションを建てる
つづいての両建てトレードの手順は、先に建てたポジションとは反対売買のポジションを建てます。
同じくiFOREX(アイフォレックス)の気配値一覧から通貨ペアを選択して、注文画面を表示しましょう。
注文画面は、1つ目のポジションと同じように入力すれば問題ありませんが、「買」「売」の選択では1つ目のポジションとは異なるものを選択しましょう。
たとえば1つ目のポジションがロングの場合、2つ目のポジションはショートで建てるので「売」を選択します。
すべての入力を終えたら発注を完了することで、iFOREX(アイフォレックス)の両建てトレードをスタートできます。
両建てトレードの手順3.含み損のポジションを決済する
新規エントリーを完了したら、両建てトレードの手順として、iFOREX(アイフォレックス)の相場の方向性が明確になった時点で、含み損のポジションを損切りして両建てを解除し、含み益のポジションを活かして利益を狙います。
詳しい両建てトレードの役割については次項で解説していくことにし、こちらでは含み損のポジションを決済するやり方をみていきます。
両建てトレードでポジションを決済するやり方は、iFOREX(アイフォレックス)の画面下にあるトレードウオッチで「未決済取引」が選択されていることを確認し、両建てで決済したいポジションの「決済」ボタンを選択するだけです。
iFOREX(アイフォレックス)は一括決済で両建てトレードを終了することもできる
また両建てトレードを解除するのではなく終了するやり方として、iFOREX(アイフォレックス)の両建てポジションを一括決済する機能も実装されています。
複数ポジションを一括決済する手順は、両建てのふたつのポジションをチェックして「選択取引一括決済」し、確認画面をチェックして完了します。
iFOREX(アイフォレックス)の両建てトレードの役割
両建てトレードの役割は、iFOREX(アイフォレックス)の相場の方向性が明確になるまでトレードの損益を0に抑えることです。
同じ通貨ペアの買いと売りの価格は相反するため、ロングとショートの保有で損益は相殺されて0になります。
両建てをして損益を0に抑えながら、相場の方向性が明確になるまで待機することができるというわけです。
そして相場の方向性が明確になった時点で、含み損方向のポジションを決済して、含み益方向のポジションを活かしてすばやくトレンドに乗れることが、両建ての役割と言えるでしょう。
なにも両建てしなくても、トレンドの発生時点でiFOREX(アイフォレックス)で注文すればよいのではとお考えの方もいるはずです。
成行注文は即座約定をめざす方法ですが、約定するタイミングにズレが生じるため、思い通りの価格で注文できません。
特にトレンド発生時にはiFOREX(アイフォレックス)注文が殺到するため、成行注文を行うとスリッページの可能性が高まります。
両建てすれば、すでにトレンド方向のポジションを保有しているため、スリッページのリスクにおびえる必要がないという役割もあると言えるでしょう。
iFOREX(アイフォレックス)の両建ての禁止事項
iFOREX(アイフォレックス)の両建ての禁止事項についてみていきましょう。
利用規約の第7条「お客様の表明・保証条項」の1.14項に、両建てに関する禁止事項について明記されています。
万が一、禁止事項にふれてしまう両建てトレードを行い発覚すると出金拒否や最悪の場合口座凍結のペナルティになりますので絶対にやめましょう。
禁止事項1.iFOREX(アイフォレックス)の口座間をまたぐ両建てトレード
iFOREX(アイフォレックス)の口座間をまたぐ両建てトレードとは、たとえば異なる名義の口座をまたいで、各口座で売買ポジションを保有することです。
たとえば自分の口座で、USDJPYのロングを、知人の口座でショートを建てる両建てトレードは、iFOREX(アイフォレックス)の禁止事項に抵触します。
iFOREX(アイフォレックス)は1アカウント1口座制ですので、他社のように複数口座を開設することはできませんし、複数のアカウントを登録して複数口座を運用することは禁止されています。
自分の名義でiFOREX(アイフォレックス)の口座間をまたぐ両建てトレードは不可能ですので、他のユーザーの口座をまたぐ両建てをしようとお考えの方もいるでしょうが、ペナルティ対象になります。
禁止事項2.iFOREX(アイフォレックス)と他社の口座間をまたぐ両建てトレード
両建てトレードの禁止事項としてもうひとつ、iFOREX(アイフォレックス)と他社の口座間をまたぐ両建てトレードもあげられます。
自分の名義の口座で両建てトレードするために、iFOREX(アイフォレックス)と他社の口座を利用しようと考える方もいるでしょうが、禁止事項に抵触します。
業者間の口座をまたぐ両建てトレードは、多くの海外FX業者の禁止事項に抵触する行為で、iFOREX(アイフォレックス)だけでなく他社でもペナルティ対象となります。
また異なる業者間の口座で両建てトレードすれば発覚しないだろうと考える方もいるでしょうが、ブローカー同士での情報交換などで発覚する可能性は十分にあるため、絶対にやめましょう。
iFOREX(アイフォレックス)の両建てを分かりやすく解説まとめ
iFOREX(アイフォレックス)は両建てトレードが認められています。
損益を0に抑えながらトレンドの発生に備えることができるため便利なトレード手法です。
しかし両建てトレードは初心者には難しいと言われているため、まずはiFOREX(アイフォレックス)で通常のトレード経験を重ねたうえでチャレンジするとよいでしょう。
両建てトレードやり方はロングとショートを保有するための注文をするだけですので簡単にできますが、両建てには禁止事項があるためご注意ください。