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MT5のダイバージェンスを詳しく解説

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МT5のダイバージェンスって何?

ダイバージェンスは何を示していてどのような役割を果たすの?

МT5のダイバージェンスで分析を始めたいけれど、どうすればいい?

FXトレードでテクニカル分析を行いたい方は、このような疑問を抱えていませんか。

МT5のダイバージェンスは、FXトレードで活用できる分析方法のひとつです。

ここではМT5のダイバージェンスについて詳しく解説していきましょう。

MT5のダイバージェンスを詳しく解説

MT5のダイバージェンスとは?

МT5のダイバージェンスとは、チャートの逆行をとらえる現象です。

オシレーター系のインジケーターを利用する際、チャートの値動きとは逆方向にインジケーターが向かっているという矛盾を把握できる分析方法をさしています。

MT5のダイバージェンスが示すもの

МT5のダイバージェンスは、相場とオシレーター系インジケーターが違う方向に向かっているという逆行現象です。

通常レートが高値を切り上げた際、同じようにオシレーターも高値を切り上げるという現状が見られますが、オシレーターが高値を切り上げないという現象がダイバージェンスです。

ではダイバージェンスが示すものは何なのかというと、トレンドの転換または収束を示しています。

ダイバージェンスが発生すると、その後はレートが下落すると予想出来ます。

またダイバージェンスは、マーケットに先行して反応すると考えられているため、いち早くトレンドの転換や収束を掴むことができることがメリットです。

もちろんFXの相場は単純ではなく、ダイバージェンスが100%ではありませんし、だましのケースなどもあるでしょう。

そうは言ってもいち早く相場を予想できるため、МT5でトレードする際に活用できる分析方法であることは間違いありません。

中にはダイバージェンスを確認したうえでエントリーを行うというトレードルールを設定しているトレーダーも存在し、活用方法はさまざまです。

なおダイバージェンスは高値の際に見られるだけではありません。

逆にレートが安値を更新しているのにもかかわらず、オシレーターが安値を更新しないというパターンも存在します。

МT5のダイバージェンスの種類

МT5のダイバージェンスは、高値と安値の各レートをオシレーターが更新しない現象をさしていますが、2つにはそれぞれ呼び名があります。

ダイバージェンスの「強気」と「弱気」

МT5が示すダイバージェンスは、強気と弱気に分かれており、下記のように呼ばれています。

  • 強気のダイバージェンス:下落トレンドで価格が安値を更新したのにもかかわらず、オシレーターが安値を更新しない現象
  • 弱気のダイバージェンス:上昇トレンドで価格が高値を更新したのにもかかわらず、オシレーターが高値を更新しない現象

株式取引では上昇に転じる可能性がある相場を強気相場、下落に転じる相場を弱気相場と呼ぶことから、ダイバージェンスもこのように呼ばれています。

レートよりも先行してオシレーターにダイバージェンスが形成されるため、強気のダイバージェンスは、買い注文を行う際の目安になり、弱気のダイバージェンスは売り注文の目安になります。

リバーサルはトレンドの継続を示すダイバージェンス

ダイバージェンスもリバーサルも、どちらもチャート上でトレンドが継続している時に現れるシグナルです。 下記の状況のダイバージェンスを、リバーサルと呼びます。

  • 下落トレンド:価格が高値を更新していないのにもかかわらず、オシレーターが高値を更新した現象
  • 上昇トレンド:価格が安値を更新していないのにもかかわらず、オシレーターが安値を更新した現象

リバーサルはダイバージェンスのひとつですが、前項のダイバージェンスはトレンドの転換を示すのに対し、リバーサルはトレンドの継続を示します。

このため、ふたつが出現するタイミングも異なります。

ダイバージェンスは価格が最高値または最安値に達したところで出現しますが、リバーサルはトレンドの押し目や戻りで発生するというのが違いになります。

このためトレンドが形成されている時でも、相場が過熱している時にはダイバージェンス、トレンドが継続する場合にはリバーサルを意識することが重要になるのです。

MT5のダイバージェンスを確認できるオシレーター系インジケーター

МT5でダイバージェンスを確認するために、オシレーター系インジケーターを表示しなければいけません。

ではどのようなインジケーターを表示すればよいのか、一例をご紹介していきましょう。

MT5のダイバージェンスを確認できるインジケーター MACD

МACDは、移動平均線を根拠としたインジケーターであり、ダイバージェンスの確認におすすめのインジケーターです。

指標の見方は移動平均線とほぼ同じで、インジケーターのラインのクロス状況から相場の様子を分析します。

МACDにはヒストグラム(棒グラフ)も表示され、FXで価格が上昇すればそれに伴いヒストグラムも伸びます。

FXの市場が上昇しているのにもかかわらず、МACDのヒストグラムが下落している場合、ダイバージェンスが発生していると判断できます。

MT5のダイバージェンスを確認できるインジケーター RSI

МT5のRSIは、70以上が買われ過ぎ・30以下が売られ過ぎと判断されるインジケーターです。

マーケットが上昇トレンドのときにはRSIも高くなり、下落トレンドの際にはRSIが低くなります。

もしRSIが横ばいもしくは下落しているタイミングでは、ダイバージェンスが発生していると言えるでしょう。

MT5のダイバージェンスを確認できるインジケーター ストキャスティクス

ストキャスティクスは、売られすぎや買われすぎのように相場の過熱状況を、0~100%で示す線状のインジケーターです。

0~20%の水準にある場合は売られすぎ、80~100%の水準にある場合は買われすぎを示しています。

FX市場が上昇しているのにもかかわらず、ストキャスティクスが横ばいまたは下落していると、ダイバージェンスが発生したと判断できます。

MT5のダイバージェンスを確認する際の注意点

МT5のダイバージェンスは、トレンドの転換や収束を示していますが、確実ではないことを心得ておきましょう。

ただ単に相場の動きから外れてしまっただけというケースやだましがあるからです。

テクニカル分析全般で言えることですが、ダイバージェンスが出現したからと言って絶対ではないことを注意点として覚えておきましょう。

MT5のダイバージェンスを詳しく解説まとめ

МT5のダイバージェンスについて詳しく解説しました。

ダイバージェンスはМT5のオシレーター系のインジケーターで行えるテクニカル分析で活用できる現象のひとつをさしています。

上手に活用することでFXトレードを効果的に行うことができるため、ぜひダイバージェンスを活用しましょう。