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MT5の市場時間の色分けを詳しく解説

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MT5を市場時間別に色分けしたいけれどできるの?

もしできるのであれば、MT5の市場時間を色分けする方法やを知りたい。

あなたは今、このようにお考えですよね。

MT5はMT4の後継版として注目されており、高機能な取引プラットフォームとして海外FX業者を中心に幅広く採用されています。

FXは世界中のどこかの国の市場でトレードされていますが、いつもすべての市場が開場しているわけではありません。

そこでどこの市場がオープンしているのかを一目で判断するために、MT5のチャートを市場時間別に色分けできたら便利だとお考えの方もいるのではないでしょうか。

MT5の市場時間の色分けを詳しく解説

MT5は市場時間の色分ができる

MT5は市場時間別に、チャートを色分けすることができます。 市場時間とは、世界三大市場として認知されている以下の3つをさします。

  • 東京市場:【冬時間】9時~19時 【夏時間】8時~17時
  • ニューヨーク市場:【冬時間】15時~24時 【夏時間】14時~23時
  • ロンドン市場:【冬時間】22時~翌7時 【夏時間】21時~翌6時

FXは、土日を除けば基本的に24時間マーケットが開場していますが、それはあくまでも複数のうちどこかの市場が開場していることをさしており、ひとつの市場で24時間取引できるわけではありません。

またどのマーケットがオープンしているのかによっても、値動きの傾向も違います。

さらに同じ市場時間内でも、オープン直後やクローズ直前などは値動きも激しくなりがちです。 当然、取引する通貨ペアの違いによる影響も大きいでしょう。

そのため、市場時間をマーケットごとに色分けすれば見やすくなることから、チャートの分析もしやすくなるというわけです。

ただ、残念ながらMT5に市場時間を色分けする機能がデフォルトで備わっているわけではありません。

MT5で市場時間を色分けするためには、カスタムインジケーターが必須ですので、外部から入手することになるでしょう。

カスタムインジケーターは自分で作ることもできますがハードルが高すぎてしまうため、すでに構築されているインジケーターを入手するほうが効率的です。

MT5の市場時間の色分けインジケーターをご紹介

MT5の市場時間を色分けするインジケーターをいくつかご紹介しましょう。

  • 各市場時間を色付きのボックスでハイライト表示するインジケーター:Trade Sessions
  • 市場時間をカスタマイズしてハイライトするインジケーター:Market_Sessions(色付きのバーで表示)/ ForexColoredSessions(色付きのボックスで表示)
  • 各市場時間をパネル表示するインジケーター:Forex_Market_Hours_GMT_v4.0

インジケーターの中には、市場時間をカスタマイズできるものがあります。

またチャート上に直接市場時間を表示するのではなく、チャート上にポップアップ形式で表示できるパネルタイプのインジケーターもあります。

自分のニーズに沿って、ご利用ください。

MT5 市場時間の色分けインジケーターを入手する方法

MT5の市場時間を色分けするインジケーターは、外部から入手する方法が一般的です。

たとえば、MT5の開発元であるMetaQuatesにはユーザー同士のコミュニティがあり、そちらで探すことができます。

あるいは、SNSやウェブサイトなどで完成しているインジケーターを配布している人も少なくありません。

ただし、MT5用のインジケーターを配布している人の中には、最終的に高額な商材を売りつけようという詐欺まがいの商品も存在します。

また、まったくもって成果の期待できないインジケーターを販売している人もめずらしくありません。

単に市場時間を色分けするだけであれば良いも悪いもありませんが、具体的な手法やFX必勝法、勝率100%などと言及しているインジケーターは、とくに要注意です。

MT5のインジケーターは初心者にとって優秀なツールに見えますが、勝てることを保証するツールではないため、FXを始めたばかりの人は騙されないように注意しましょう。

MT5 市場時間の色分けを設定する方法

MT5チャートで市場時間の色分けを設定する方法は、以下の手順が必要です。

  • 手順1.カスタムインジケーターはデータで入手する
  • 手順2.入手したデータをカスタムインジケーターとしてMT5に実装する

MT5の基本メニューから「データフォルダ」を選び「MQL5」から「Indicators」に進んだら、そこへデータを保存するだけです。

するとMT5のナビゲータパネル内にあるインジケーターフォルダに、追加したインジケーターが増えます。

最後に普通のインジケーターと同じようにチャートへドラッグして適用すれば完了です。

正常に動作すれば、チャートが市場時間別に色分けされます。

このやり方はカスタムインジケーター全般で共通ですので、覚えてしまえば他の指標の導入時にも活用できるでしょう。

MT5の市場時間の色分けはスマホアプリでは非対応

MT5のスマホアプリでは、市場時間の色分けはできません。

そもそもスマホアプリ版のMT5については、カスタムインジケーターは非対応です。

インジケーターに頼って市場時間を色分けすることに慣れてしまうと、いざアプリを利用するときに対応できません。

そう考えると、自力で各市場の開場時間を覚えてしまったほうがよいと言えるでしょう。

ちなみに、言葉ではなかなか説明しづらいですが、各市場時間をアナログ時計で考えるとかなり視覚的に覚えやすいのでおすすめです。

MT5 市場時間の色分けの必要性

最後、トータル的にMT5の市場時間を色分けする必要性についてですが、必須とは言えません。

たしかに便利なツールですが、市場時間は覚えてしまうに越したことはありません。

スマホアプリ版では導入できないことに加えて、MT5のチャートはただでさえ情報量が多くなりがちです。

さらに市場時間の色分けという情報を加えると、どうしてもチャートが見にくくなってしまうからです。

このため、パネル表示できるインジケーターの利用や、必要に応じてオンオフを切り替えるような使い方を行う方法がおすすめでしょう。

チャートの色分けの他、MT5の時間帯を日本時間で表示するカスタムインジケーターもリリースされていますが、必要性については必ずではなく「便利なツール」にとどまります。

FXトレードを行うにあたって、GMTや国際的な市場時間は避けて通れませんし、MT5とGMTは切っても切れない関係です。

こうしたことはインジケーターに頼らず、慣れてしまうことを強くおすすめします。

MT5の市場時間の色分けを詳しく解説まとめ

MT5の市場時間を色分けする方法について解説しました。

市場時間ごとにチャートを色分けすれば、一目でどこが開場しているのかを判断できますし、トレードで勝ちやすい通貨ペアも判断できるでしょう。

また負けにくいタイミングも把握できるためとても便利ですが、スマホアプリ版のMT5では利用できません。

MT5の市場時間を色分けするツールに慣れてしまうと、スマホアプリ版のMT5でトレードするときに困ってしまいますので、頼り切ることは禁物でしょう。