TradingView(トレーディングビュー)は汎用性の高い多機能チャートツールです。
そんなTradingView(トレーディングビュー)にはスマホで使えるアプリも存在します。
しかし、アプリ版は使い方も難しいのではと敬遠していた人もいるかもしれません。
そこで今回はTradingView(トレーディングビュー)のアプリの使い方について詳しく解説していきます。
TradingView(トレーディングビュー)のアプリの使い方を詳しく解説
TradingView(トレーディングビュー)のアプリの使い方【入手方法】
TradingView(トレーディングビュー)のアプリはアプリストアから普通のアプリと同じようにインストールできます。
TradingView(トレーディングビュー)には無料版と有料版がありますが、有料版はインストール後にアップグレードできます。
それぞれ基本の使い方は変わりませんが、無料版では一部の機能が制限されています。
ただ、無料版がトライアルくらいの位置づけというわけでもなく、無料版のTradingView(トレーディングビュー)でもチャート分析に必要な機能は十分に備えています。
超短期売買メインのような使い方をしたいのでもなければ無料版のアプリでも十分かと思います。
なお、有料版のTradingView(トレーディングビュー)はさらに「Pro」「Pro+」「Premium」にグレードが分かれています。
それぞれの価格は以下のとおり。
・Pro・・・月額2,400円
・Pro+・・・月額4,700円
・Premium・・・月額9,500円
大きな違いはチャートの同時表示数やアラート設定の上限などです。
ただ、スマホでアプリを使うとなるとそこまで多数のチャートを同時に見るのは現実的ではありません。
価格も決して安くはありませんし、スマホアプリメインでTradingView(トレーディングビュー)を使うのであればProくらいで十分かと思います。
TradingView(トレーディングビュー)のアプリの使い方【ウォッチリスト】
TradingView(トレーディングビュー)のアプリは「リスト」「チャート」「アイデア」「ニュース」「メニュー」のメインメニューで構成されています。
「リスト」はウォッチリストのことで、要するに「お気に入り銘柄」の一覧で、自由に追加・削除可能です。
FXでいえば気配値にあたるもので、TradingView(トレーディングビュー)のアプリでもほぼリアルタイムに値が更新されます。
他のFX用アプリを使ったことのある人は気配値ウィンドウと同じような使い方ができると考えて問題ありません。
なお、TradingView(トレーディングビュー)はFX専用のツールというわけではないので、外貨にかぎらず株価や株価指数、仮想通貨など多彩な銘柄に対応しています。
注文は他のアプリに任せるとしても、ワンストップでマーケットをチェックするためにTradingView(トレーディングビュー)のアプリを使うのもよいかと思います。
TradingView(トレーディングビュー)のアプリの使い方【チャート】
「チャート」はチャートを確認する項目です。
TradingView(トレーディングビュー)はアプリのチャートもかなり洗練されている印象です。
銘柄部分をタップすすればドラム形式で銘柄を機動的に選択できますし、チャートの縮尺や価格のスケールも柔軟に変更できます。
一般的に、スマホアプリのチャートというと若干不便なことも珍しくありません。
しかし、TradingView(トレーディングビュー)に関しては比較的PC版のチャートに近い使い方ができるような印象です。
また、個人的に特筆すべきは、チャートのリプレイモードがあることです。
たとえば、過去チャートを確認して振り返りをしたい場合などは非常に便利な使い方ができるのではないでしょうか。
TradingView(トレーディングビュー)のアプリの使い方【アイデア】
TradingView(トレーディングビュー)のアプリにはSNS機能が標準で搭載されています。 それが「アイデア」です。
アイデアでは、他のTradingView(トレーディングビュー)ユーザーが投稿したさまざまなコンテンツを確認できます。
そして、気に入ったユーザーがいればフォローして継続的に発信を追うことも可能です。
いわゆる定期コラムのようなものなので、スキマ時間にTradingView(トレーディングビュー)のアプリを開いて投資の勉強をするような使い方にもうってつけです。
TradingView(トレーディングビュー)のアプリの使い方【ニュース】
TradingView(トレーディングビュー)のアプリからは投資にかかわるニュースもチェックできます。
先にも触れたとおり、TradingView(トレーディングビュー)はFX専用ではなく投資全般向けのチャートツールです。
したがって、アプリから確認できるニュースの分野も多岐に渡ります。
極端な話し、チャート分析をせずとも経済ニュースアプリの代わりのような使い方も可能です。
ただ、TradingView(トレーディングビュー)のニュースソースはFISCOに偏っている印象で、バリエーションもそこまで多くないようです。
多彩な角度から情報を集めたい人はTradingView(トレーディングビュー)のアプリ以外の情報源も確保しておくことをおすすめします。
TradingView(トレーディングビュー)のアプリの使い方【注文方法】
基本的にTradingView(トレーディングビュー)のアプリからは注文できません。
TradingView(トレーディングビュー)はあくまでもチャートツールにすぎないからです。
ただし、OANDAやFOREX.comなどの一部の業者にかぎっては、口座を連携すればTradingView(トレーディングビュー)のアプリから注文できるようになります。
また、TradingView(トレーディングビュー)のデモ口座(Paper Trading)を利用すればアプリ上から実際の注文パネルの使い方も体験できます。
どうしてもTradingView(トレーディングビュー)のアプリから注文したい人は口座連携を検討してみましょう。
TradingView(トレーディングビュー)のアプリの使い方を詳しく解説 まとめ
TradingView(トレーディングビュー)のアプリは非常に高機能なため、PC版に比較して使い方が著しく制限されるようなこともありません。
ただし、TradingView(トレーディングビュー)には無料版と有料版があり、無料版では一部の機能制限があります。
とはいえ、無料版のTradingView(トレーディングビュー)でも基本的なチャート分析には事欠かないかと思います。
しかし、短期売買メインの使い方を検討している人などは少々不便を感じる部分もないではありません。
そうした人は有料版のアプリへのアップグレードも検討してみましょう。