TradingView(トレーディングビュー)は極めて汎用性の高いチャートツールです。
そんなTradingView(トレーディングビュー)では各種アラートも利用できます。
しかし、ひとくちにアラートといっても実際にはいくつかの種類があります。
そこで今回はTradingView(トレーディングビュー)のアラートの設定方法について詳しく解説していきます。
TradingView(トレーディングビュー)のアラートの設定方法を詳しく解説
TradingView(トレーディングビュー)のアラートの設定方法
TradingView(トレーディングビュー)のアラートの設定方法は非常に簡単です。
チャート右側に時計のアイコンがあるのでそれを選択するだけです。
あとは各種条件やオプションなどを設定していきましょう。
TradingView(トレーディングビュー)のアラートで設定できる項目は以下のとおりです。
・条件
・オプション
・有効期限
・アラートアクション
・アラート名
・メッセージ
そこでここからは各項目に分けてTradingView(トレーディングビュー)のアラートの設定方法をもう少し詳しく解説していきます。
ただし、「アラート名」だけは本当にそのままの意味しかありませんので解説は省きます。
TradingView(トレーディングビュー)のアラートの設定方法【条件】
TradingView(トレーディングビュー)のアラートの「条件」の入力項目はさらに上中下に分かれています。
上段では「銘柄」か「出来高」のいずれかを指定します。
あるいはインジケーターやトレンドラインを表示させていれば、それらを対象にすることもできます。
中段はアラートが発生する条件を設定します。 ここは設定方法も多数あり、たとえば単純な交差もあれば、○%移動といった数値を指定することも可能です。
非常にこまかな条件指定ができるのはTradingView(トレーディングビュー)のアラートならではの特徴といえるでしょう。
下段は中段の条件でどれを選んだかによって設定方法も変わってきます。
要するに具体的な数値指定などです。
以上の項目を設定すればTradingView(トレーディングビュー)のアラート設定も半分くらいは完了したも同然です。
TradingView(トレーディングビュー)のアラートの設定方法【オプション】
TradingView(トレーディングビュー)のアラートの「オプション」は「単発」か「繰り返し」かを選ぶだけのことです。
とくに選んだ項目次第での分岐もなくこれだけです。
言ってしまえば普通の目覚まし時計と変わりません。
TradingView(トレーディングビュー)のアラートの設定方法【有効期限】
「有効期限」も文字通りの項目です。
TradingView(トレーディングビュー)に設定したアラートをいつまで有効にするかを日付で指定します。
もちろん、無期限にすることも可能です。
TradingView(トレーディングビュー)のアラートの設定方法【アクション】
「アラートアクション」は条件を満たすとTradingView(トレーディングビュー)がどういった方法でアラートを通知するかの設定です。
ここで選べる設定方法は「アプリに通知」「ポップアップ表示」「Eメールを送信」のいずれかです。
デフォルトでは「ポップアップ表示」になっていますが、これはTradingView(トレーディングビュー)の画面上でポップアップするだけのアラートです。
結局はTradingView(トレーディングビュー)に張り付いていないければならないので、あまり便利な設定方法とはいえません。
「アプリに通知」は、スマホにインストールしてあるTradingView(トレーディングビュー)のアプリに通知するアラート設定です。
別途スマホ版のTradingView(トレーディングビュー)を用意する必要こそあるものの、極めて実用的な設定です。
基本的にはこちらのアラートを利用していくことになるでしょう。
なお、いくらTradingView(トレーディングビュー)側でアラートを設定しても、スマホ側でTradingView(トレーディングビュー)の各種通知を無効にしていては意味がありません。
スマホ側の通知設定はあらためて見直しておきましょう。
最後に「Eメールを送信」ですが、これも悪くない選択です。
TradingView(トレーディングビュー)はアップルIDやグーグルアカウントで登録できます。
その場合はとくに難しい設定もなく、それらのアカウントに紐づいたメールアドレスにアラートが送信されるからです。
全体的にTradingView(トレーディングビュー)のアラートは設定方法も簡単で、かつ非常に便利なものばかりです。
マーケットをチェックする時間が忙しくて中々とれないという人はぜひとも活用していきましょう。
TradingView(トレーディングビュー)のアラートの設定方法【メッセージ】
TradingView(トレーディングビュー)のアラートの「メッセージ」は自由入力欄です。
基本的にはメモのような使い方をします。
しかし、このメッセージ欄はもう少し別の使い方も可能です。
TradingView(トレーディングビュー)のアラート設定の「メッセージ」には変数も入力できるからです。
TradingView(トレーディングビュー)はPineと呼ばれるスクリプト言語が使えます。
興味のある人はそちらを調べてみましょう。
TradingView(トレーディングビュー)のアラートの設定方法【Webhook】
TradingView(トレーディングビュー)には有料プランも存在します。
そして、有料プラン限定のアラートの設定方法として「Webhook」が存在します。
「Webhook」は要するにSlackやTwitterなどの外部のサービス向けのアラート設定です。
TradingView(トレーディングビュー)のアラート設定で、それらのURLを入力しておくとそこへアラートが通知されるようになります。
ただ、個人的にはむしろ他の通知に紛れてしまうように思えます。
各種通知を外部サービスで一元管理している人は便利に使えるかもしれませんが、多くの人にとっては優先度の低い設定方法のような印象です。
TradingView(トレーディングビュー)のアラートの設定方法を詳しく解説 まとめ
TradingView(トレーディングビュー)のアラートの設定方法は比較的シンプルです。
しかし、一方でかなりこまい条件を設定できたりスクリプト言語に対応していたりと高機能でもあります。
TradingView(トレーディングビュー)自体はチャートツールであるため基本的に注文はできず、トレードには別のプラットフォームが必要です。
そのため、一般的なプラットフォームに比べてアラートの設定方法の重要度も高めです。
発展的な使い方はともかくとしても、基本的な設定方法だけでも把握しておくようにしましょう。