TradingView(トレーディングビュー)は極めて汎用性の高いチャートツールです。
ただし、あくまでもチャートツールであるため基本的にはTradingView(トレーディングビュー)自体で取り引きはできません。
しかし、実はTradingView(トレーディングビュー)にはデモトレードのできる機能が存在します。
そこで今回はTradingView(トレーディングビュー)のデモトレードについて詳しく解説していきます。
TradingView(トレーディングビュー)のデモトレードを詳しく解説
TradingView(トレーディングビュー)はデモトレードも可能
TradingView(トレーディングビュー)は架空のお金を使ったデモトレードも可能です。
使い方も簡単でTradingView(トレーディングビュー)のアカウントを持っていれば誰でも数秒でデモトレードを始められます。
TradingView(トレーディングビュー)はあくまでもチャートツールですが、いくつかの取引所に関してはそちらの口座と連携することで実際のトレードも可能です。
そして、その選択肢の中にある「Paper Trading」がTradingView(トレーディングビュー)が提供するデモトレードです。
TradingView(トレーディングビュー)にはよく見ると下方に口座連携のメニューがあります。 そちらからペーパートレードを選んでデモトレードを始めましょう。
なお、TradingView(トレーディングビュー)には無料プラン、有料プランがありますが、無料プランであっても問題なくデモトレード可能です。
逆にいうと、TradingView(トレーディングビュー)の本アカウントがなければデモトレードはできません。
デモトレードをしたい人は無料プランでよいのでアカウントを登録しておきましょう。
TradingView(トレーディングビュー)のデモトレードの資金
TradingView(トレーディングビュー)のデモトレードは「100,000ドル」の資金が使えます。
為替レート次第ですが、今ならば日本円にして約1,400万円です。 投資全般において資金力の有無は非常に重要なポイントです。
その点、100,000ドルというTradingView(トレーディングビュー)のデモトレードの資金力はあまり現実的な仮定とは思えません。
TradingView(トレーディングビュー)のデモトレードでうまくいったからといって、実際の取り引きでも容易く利益を出せるとは思わないように注意しておきましょう。
TradingView(トレーディングビュー)のデモトレードの注文方法
TradingView(トレーディングビュー)のデモトレードで使える注文方法は「成行」「指値」「逆指値」にかぎられます。
しかし、これらはごくごく基本的な注文方法にすぎません。
実際の証券会社、FX取引所の口座で利用できる注文方法には各社特色があります。
ここもまたTradingView(トレーディングビュー)のデモトレードがリアルトレードの練習にならないひとつの理由です。
TradingView(トレーディングビュー)のデモトレードのマーケット
TradingView(トレーディングビュー)のデモトレードのマーケットは実際のマーケットに準拠しています。 基本的にはリアルと同じ動きをすると考えて問題ありません。
ただし、FXに関しては利用する業者ごとにわずかな違いも存在します。
とくに超短期売買メインでTradingView(トレーディングビュー)を使うつもりの人はそのつもりでいましょう。
TradingView(トレーディングビュー)のデモトレードはカスタム可能
TradingView(トレーディングビュー)のデモトレードは若干のカスタムができます。
たとえば、デモトレードはデフォルトでは手数料が一切かかりません。
ただ、言うまでもなく大半のリアル口座ではなんらかの取引手数料がかかります。
この点、TradingView(トレーディングビュー)のデモトレードはカスタムすれば自由に手数料を設定できます。
従量制、固定性のいずれも設定可能なので、ご自分が利用するつもりの業者に準じた設定が可能です。
デモトレード自体のある証券会社、FX取引所は別に珍しくありません。
しかし、ここまで細かい手数料設定ができるところは聞いたことがありません。
これはTradingView(トレーディングビュー)のデモトレードならではの大きなメリットといえるでしょう。
TradingView(トレーディングビュー)のデモトレードのやめ方
TradingView(トレーディングビュー)のデモトレードは口座連携をやめれば停止できます。 要するにペーパートレードからのログアウトです。
もちろん、実際のリアル口座と連携することでも自動的にペーパートレードからはログアウトされます。
TradingView(トレーディングビュー)のデモトレードはリセット可能
TradingView(トレーディングビュー)のデモトレードにはとくに有効期限などはありません。
また、資金が枯渇したとしてもふたたび100,000ドルの初期設定にリセットできます。
ただ、いくらTradingView(トレーディングビュー)のデモトレードを繰り返したところで実際のトレードが上達するとは思えません。
百歩譲ってリアル口座で利用できる注文方法がそこまで変わらないとしても、原資が自己資金か否かは心理的プレッシャーに多大な影響を及ぼします。
いわゆる胆力をつけるためには場数を踏むのが最短です。
デモトレードである程度トレードの感覚をつかんだら、どこかしらでリアル口座を開設して実際のトレードに臨むことをおすすめします。
TradingView(トレーディングビュー)のデモトレードはスマホでも使える?
スマホ版のTradingView(トレーディングビュー)でも問題なくデモトレードは可能です。
使い方も同じで、TradingView(トレーディングビュー)のアプリからペーパートレードへ接続するだけです。
ただ、TradingView(トレーディングビュー)の豊富なチャート分析機能を試すには、スマホはやや物理的な部分で力不足が否めません。
スマホでデモトレードをするにしても、できればPC版のTradingView(トレーディングビュー)も併用しましょう。
TradingView(トレーディングビュー)のデモトレードを詳しく解説 まとめ
TradingView(トレーディングビュー)は本アカウントがあれば有料プラン・無料プランを問わず誰でもデモトレード可能です。
チャート可能の口座連携から「ペーパートレード」を選ぶだけです。
ただし、デモトレードの資金力は100,000ドルとかなり多め。
利用できる注文方法もリアル口座とは違います。
総じて、TradingView(トレーディングビュー)のデモトレードが実際のトレードの練習になるとは思えません。
デモトレードはあくまでも投資の感覚をつかむ程度のものと考えておきましょう。