TradingView(トレーディングビュー)は極めて汎用性の高いチャートツールです。
そんなTradingView(トレーディングビュー)に複数アカウントを作れないだろうかとお考えの人も多いのではないでしょうか。
しかし、そもそもそういった運用は禁止されていないのでしょうか。
あるいは、仮にできないとしてそこにどういったデメリットがあるのでしょうか。
そこで今回はTradingView(トレーディングビュー)の複数アカウントについて詳しく解説していきます。
TradingView(トレーディングビュー)の複数アカウントを詳しく解説
TradingView(トレーディングビュー)は複数アカウントの運用禁止
TradingView(トレーディングビュー)は複数アカウントの運用を禁止しています。
バレればアカウントの永久凍結もありえます。
TradingView(トレーディングビュー)はあくまでもチャートツールです。
そのため、仮に複数アカウントを運用したところでTradingView(トレーディングビュー)に実害はないのではと思われる人もいるかもしれません。
しかし、実際にはそうではありません。
TradingView(トレーディングビュー)には高機能な有料プランもありますが、同時に「有料プランのお試し」を有効期限ありで利用できます。
もし複数アカウントの利用ができれば、無料お試し版の使いまわしで有料プランを半永久的に使えることになってしまいます。
TradingView(トレーディングビュー)はシステム的な監視のほか、手動でも複数アカウントの運用がないかをチェックしています。
永久凍結はアカウントを変えれば再登録できるようなものではありません。
バレればいいというような浅はかな考えでの複数アカウントの運用は絶対にやめましょう。
TradingView(トレーディングビュー)が複数アカウント禁止の他の理由
TradingView(トレーディングビュー)にはSNS機能も存在します。
そこで手法を投稿したり、マーケット分析を共有したりできます。
しかし、複数アカウントが許可されているとその投稿に自作自演で高評価を付けられるようになってしまいます。
これもまたTradingView(トレーディングビュー)の運営が常に不正がないかを監視しています。
この場合は元になったアカウントは永久凍結というわけではなく一定期間後に凍結も解除されるようですが、それでもかなりの期間利用できなくなってしまいます。
普通の使い方をしているぶんにはTradingView(トレーディングビュー)で複数アカウントを使うメリットはありません。
もとよりTradingView(トレーディングビュー)は基本的にそこから直接注文はできません。
もし異なる手法を試してみたいというのであれば、他の証券会社なり取引所なりの複数アカウントを使いましょう。
TradingView(トレーディングビュー)で複数アカウントを使えないデメリット
TradingView(トレーディングビュー)で複数アカウントを使えないことに大きなデメリットはありません。
まず、TradingView(トレーディングビュー)は基本的に直接注文はできないため、複数アカウントによる異なる手法の同時運用は不可能です。
あるいは、スマホとPC、タブレットなどで使い分けるために複数アカウントの運用を考えていた人もいるかもしれません。
しかし、これも基本的に問題ありません。
TradingView(トレーディングビュー)は複数アカウントを使わずとも同じアカウントを複数のプラットフォームに流用して構わないからです。
ただし、これは「同時」に接続しなければという条件付きです。
同時に異なる端末からTradingView(トレーディングビュー)を使うためには有料プランの契約が必須です。
PCとスマホで同時にTradingView(トレーディングビュー)を使いたい人などは有料プランの契約も視野に入れましょう。
TradingView(トレーディングビュー)の複数アカウント切り替え
TradingView(トレーディングビュー)自体は複数アカウントの運用は禁止です。
また、TradingView(トレーディングビュー)それ自体は基本的に直接注文はできません。
しかし、いくつかの証券会社・取引所については口座連携することでTradingView(トレーディングビュー)のシステムから直接注文できるようになります。
この場合、複数の証券会社・取引所を利用していると、それぞれでアカウントが存在することになります。
この場合の複数アカウントについては、問題なくTradingView(トレーディングビュー)から柔軟に切り替えられます。
少なくとも、それぞれのサービスごとにTradingView(トレーディングビュー)のアカウントを開設する必要はありません。
勘違いされがちなのですが、TradingView(トレーディングビュー)はあくまでもチャートツール。
複数アカウントを作らずとも、単一アカウントで異なる証券会社・取引所のアカウントと連携可能です。
先に解説したように、誤って「TradingView(トレーディングビュー)」の複数アカウントを作ってしまうと凍結されかねません。
もしどこかしらの口座と連携させるとしても、TradingView(トレーディングビュー)は単なる汎用的なチャートツールにすぎないということはしっかりと認識しておきましょう。
TradingView(トレーディングビュー)の複数アカウントの共有機能
TradingView(トレーディングビュー)は同一人物による複数アカウントの運用は禁止です。
しかし、異なる人物間のアカウント連携については、むしろ特徴的な機能があります。 それは異なるアカウント間の情報共有です。
具体的には、第三者との複数アカウント間でチャートやウォッチリストなどを共有する機能があります。
これにより、異なるアカウント間で手法を共有したり同じ銘柄を観察したりできるというわけです。
これは先に紹介したTradingView(トレーディングビュー)のSNS機能と非常に相性がよいと思われます。
TradingView(トレーディングビュー)でなんらかの投稿をしたい人は複数アカウント間の共有機能も活用してみてはいかがでしょうか。
TradingView(トレーディングビュー)の複数アカウントを詳しく解説 まとめ
TradingView(トレーディングビュー)は複数アカウントの運用を禁止しています。
バレればアカウントの凍結もされかねません。
とはいえ、そもそもTradingView(トレーディングビュー)は単なるチャートツール。
基本的に複数アカウントを運用するメリット自体がほとんどありません。
口座を分けて資金管理したり手法を使い分けたりしたいという人は、TradingView(トレーディングビュー)ではなく証券会社のほうで複数アカウントを作りましょう。