TradingView(トレーディングビュー)は極めて汎用性の高いチャートツールです。
しかし、汎用性が高くとも機能が少なくては台無しです。
たとえば複数チャートを表示できるかどうかは重要なポイントのひとつといえるでしょう。
そこで今回はTradingView(トレーディングビュー)の複数チャートの表示方法について詳しく解説していきます。
TradingView(トレーディングビュー)の複数チャートの表示方法を詳しく解説
TradingView(トレーディングビュー)の複数チャートの表示方法
TradingView(トレーディングビュー)の複数チャートの表示方法は利用しているプランによって異なります。
まず、無料プランに関してはTradingView(トレーディングビュー)の基本的な機能に複数チャートの表示方法はありません。
とはいえ、ちょっとした工夫をすれば可能です。
そして有料版のTradingView(トレーディングビュー)については機能として複数チャートの表示方法が存在します。
なお、有料版にはいくつかのプランがありますが、最も安いプランで月額およそ1,500円くらいです。
TradingView(トレーディングビュー)は無料プランであっても非常に高機能ですが、複数チャートの表示に関しては明らかに少々不便です。
もし多少の費用を厭わないのであれば有料版を使いましょう。
TradingView(トレーディングビュー)の複数チャートの表示方法【有料版】
有料版のTradingView(トレーディングビュー)であれば複数チャートの表示方法は非常に簡単です。
基本メニューに「レイアウト」があるので、そこで複数チャートの並びを指定するだけです。
ただし、TradingView(トレーディングビュー)の有料プランにいくつかの種類があるのは先に触れたとおり。
そして、プランによって同時に表示可能な複数チャートの数も異なります。
最安値のプランであるProは2つ、2番手のPro+が4つ、最上級プランのPremiumが8つの複数チャートを同時に表示可能です。
それぞれの価格は以下のとおりです。
・Pro・・・月額10.5ドル
・Pro+・・・月額17.95ドル
・Premium・・・月30.00ドル
欲を言えば、複数チャートは最低4つはほしいところですが、Pro+は決して安くありません。
TradingView(トレーディングビュー)はサブスクリプション制ではあるものの、たびたびセールを実施します。
たとえば、ブラックフライデーセールなどでは最大6割引で年間契約可能です。
もし時間に余裕があればそうしたセールを待って契約するのもよいかもしれません。
TradingView(トレーディングビュー)の複数チャートの表示方法【無料版】
TradingView(トレーディングビュー)の無料プランに機能としての複数チャートの表示方法はありません。
しかし、複数のブラウザを並べれば実質的に複数チャートを確認できます。
まずは、ブラウザを複数立ち上げるか、タブを分離するかしてそれぞれでTradingView(トレーディングビュー)にログインしましょう。
その後、異なる銘柄を表示させて双方のウィンドウを並べれば事実上は一画面で複数チャートを表示できます。
ちなみに、WindowsのPCであれば「Windowsボタン」と「矢印」の同時押しで画面上にウィンドウを整列できます。
うまく操作すれば4分割の表示方法に近いことも可能です。
多少の不便はありますが、無料版では以上のような表示方法を使いましょう。
TradingView(トレーディングビュー)の複数チャートの表示方法にはマルチモニタがおすすめ
TradingView(トレーディングビュー)の無料プランであっても、複数チャートの実質的な表示方法はあります。
しかし、その方法ではやはり画面が手狭という人も少なくないはずです。
そうした人はマルチモニタを使いましょう。
マルチモニタはその名のとおり、モニターを複数使うことです。
仮にノートパソコンであっても普通は1~2つのモニターは増設可能です。
そのうえで、それぞれでTradingView(トレーディングビュー)を起動すれば、むしろ一画面での複数チャートの表示方法よりも便利な使い方ができます。
いまは安いモニターであれば1万円ほどで入手できます。
決してTradingView(トレーディングビュー)を使うえで必須ではありませんが、資金に余裕があればマルチモニタの導入はかなりおすすめです。
TradingView(トレーディングビュー)の複数チャートの表示方法【ipad】
TradingView(トレーディングビュー)をiPadで使っている人も複数チャートを表示可能です。
有料プランのTradingView(トレーディングビュー)であれば機能としての表示方法も利用可能ですし、無料プランでの代替手段も問題ありません。
iPadにはSplit Viewと呼ばれるマルチタスク機能があるのでそれを応用すれば複数チャートを表示できます。
ただし、古いバージョンのiPadにはSplit Viewがありません。 ある程度、新しいiPadが必要なので注意しておきましょう。
また、可能とはいっても使い勝手はまた別の話しです。
やはりPCに比較すれば物理的にモニターが小さいのはデメリットと言わざるを得ません。
個人的には、できればやはりTradingView(トレーディングビュー)はPCで使うことをおすすめします。
TradingView(トレーディングビュー)の複数チャートの表示方法の応用
有料プランのTradingView(トレーディングビュー)であれば、複数チャートは同期させられます。
同期させる項目も細かく設定できるので、たとえば同一銘柄のマルチタイムフレーム分析にも利用可能です。
単に複数チャートを確認するだけの表示方法であれば無料プランでもさほど不自由はありませんが、やはり有料プランの利便性には及びません。
資金的に余裕があれば有料版のTradingView(トレーディングビュー)を使いましょう。
ちなみに、TradingView(トレーディングビュー)の有料プランには「無料のお試し版」もあります。 迷う人はまずそちらを使ってみましょう。
TradingView(トレーディングビュー)の複数チャートの表示方法を詳しく解説 まとめ
TradingView(トレーディングビュー)は無料プランと有料版で複数チャートの表示方法が異なります。
有料版のTradingView(トレーディングビュー)については機能としてデフォルトで複数チャートの表示方法が用意されています。
対して、無料プランにそうした機能はなく、ブラウザを複数立てて実質的に複数チャートを表示するほかありません。
その表示方法でもそこまで不便ではありませんが、やはり有料プランの使い勝手には劣ってしまいます。
無料プランのTradingView(トレーディングビュー)で複数チャートを使う人はせめてマルチモニタ化しておくことをおすすめします。