TradingView(トレーディングビュー)は極めて汎用性の高いチャートツールです。
そんなTradingView(トレーディングビュー)をFXで使うつもりの人の中には市場別にチャートを色分けしたいという人も多いのではないでしょうか。
あるいは、そもそもそんなことをしてどういった意味があるのかよく分からないという人もいるかもしれません。
そこで今回はTradingView(トレーディングビュー)のチャートの時間帯別の色分けについて詳しく解説していきます。
TradingView(トレーディングビュー)の時間帯の色分けを詳しく解説
TradingView(トレーディングビュー)は時間帯の色分けも簡単
TradingView(トレーディングビュー)は時間帯の色分けも簡単です。
標準でそうした機能こそありませんが、インジケーターを使えば各市場のオープン時間ごとにチャートの時間帯を色分けできます。
国内株式しか取り引きしないのであれば色分けの意味はそこまでありません。
しかし、24時間絶え間なく市場が動くFXなどでは市場ごとにチャートを色分けするのはかなり有効です。
FX用にTradingView(トレーディングビュー)を使うつもりの人はチャートを時間帯別に色分けする方法も一応覚えておきましょう。
なお、FXといえばMT4/MT5と呼ばれるプラットフォームが有名です。
そちらでもカスタムインジケーターを使えばチャートを時間帯別に色分けすることは可能です。
ただ、カスタムインジケーターの使い方には若干の慣れが必要ですし、ものによってはやや使いづらいものも少なくありません。
MT4/MT5を使う特別な理由がなければチャートの色分けにはTradingView(トレーディングビュー)がおすすめです。
TradingView(トレーディングビュー)の時間帯の色分け方法
TradingView(トレーディングビュー)で実際に時間帯を色分けするやり方は使うインジケーター次第です。
ただ、基本的にたいていのインジケーターは適用すれば自動的にチャートが色分けされます。
一方で、そもそもチャートを時間帯別に色分けするインジケーターをどう探せばよいのか分からないという人もいることでしょう。
TradingView(トレーディングビュー)には極めて多彩なインジケーターがありますが、それらは自由に検索できます。
そして、これはチャート次第なのですが、多くは「session」「time」といった単語を含みます。
それらを使って検索してみましょう。
TradingView(トレーディングビュー)を時間帯で色分けするメリット
先ほど軽く触れましたが、TradingView(トレーディングビュー)をFXで使う人にとって、時間帯を色分けすることにはかなりのメリットがあります。
FXの取引対象は世界中の通貨です。
そして、それらは24時間いつでもどこかしらの取引所でトレードされています。
そのため、各市場のオープン時間と通貨ごとの取引量には密接な関係があります。
そこを無視して取り引きしていると大きなチャンスを逃したり大損失を出したりしてしまうことも珍しくありません。
そこで、チャートをあらかじめ市場の時間帯別に色分けしておけば常にそれらを意識しておけるというわけです。
なお、一般的なFX取引所には決済を予約しておけるシステムがあるため、それらで対応するという手もないではありません。
しかし、残念ながらTradingView(トレーディングビュー)はあくまでもチャートツール。
そうした注文を直接出す方法は基本的にありません。
現実的にはTradingView(トレーディングビュー)で時間帯別に色分けしたチャートを見つつ、同時に別の取引所で予約注文をしていくことになるでしょう。
もっとも、TradingView(トレーディングビュー)は特定の取引所に関しては口座連携して直接発注も可能です。
もし該当する業者のスペックに不満がなければそれらを使うのもよいかと思います。
TradingView(トレーディングビュー)の時間帯の色分けの基本
ここまで解説してきたように、TradingView(トレーディングビュー)でチャートを時間帯別に色分けする方法自体は難しくありません。
ただ、そもそも各市場のオープン時間がよく分からないという人もいるかもしれません。
実際、時間帯別に色分けするインジケーターを導入したとて、TradingView(トレーディングビュー)のチャート上にロンドン時間、ニューヨーク時間といった市場名までは表示されません。
サマータイム期間などは時間も前後しますが、基本的な各市場のオープン/クローズは以下のとおりです。
・東京・・・8時~15時
・ロンドン・・・15時~21時
・ニューヨーク・・・21時~6時
とくにUSD/JPYなどは日本時間でいえば深夜早朝に大きく動きがちです。
FX用にTradingView(トレーディングビュー)を使う人はおおまかにでもこれらの時間帯は覚えておきましょう。
TradingView(トレーディングビュー)の時間帯の色分け【株式市場】
TradingView(トレーディングビュー)は実にさまざまな金融商品に対応したチャートツールですから、もちろん株式市場のチャートも表示可能です。
そして、米国株式市場に関してはデフォルトでチャートを時間帯別に色分けする機能が使えます。
チャートの設定を開くと「プレ/アフターマーケット時間の背景」という項目があります。
これを設定しておくことで、米国市場を「時間内取引」と「時間外取引」の時間帯別に色分けできます。 海外市場はとくに時間帯も分かりづらいところです。
TradingView(トレーディングビュー)を米国株の取り引きに使うつもりの人はぜひとも活用させてもらいましょう。
TradingView(トレーディングビュー)の時間帯の色分けのデメリット
TradingView(トレーディングビュー)を時間帯別に色分けすることにデメリットらしいデメリットはありません。
しいていえば、ツールに頼りきっていると市場別の時間帯を覚えなくなってしまうことくらいでしょうか。
ただ、それにしても日常的にTradingView(トレーディングビュー)のチャートを見ていれば自然と記憶されていくことかと思います。
取り立てて注意しておくべきことでもないでしょう。
TradingView(トレーディングビュー)の時間帯の色分けを詳しく解説 まとめ
TradingView(トレーディングビュー)はインジケーターを使えば簡単にチャートを市場別の時間帯に色分けできます。
TradingView(トレーディングビュー)には多種多様なインジケーターがありますが、色分けできるものの多くは「Session 」「Time」などの語句を含んでいます。
それらを組み合わせて自分好みのインジケーターを探しましょう。
また、米国株に関してはインジケーターなしでもプレマーケット、アフターマーケットの時間帯を色分けできます。
FXではなく米国メインに使うのであればそちらの標準機能だけでも十分かと思います。