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TradingView(トレーディングビュー)のRCIを詳しく解説

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TradingView(トレーディングビュー)は極めて汎用性の高いチャートツールです。

そしてRCIは初心者でも使いやすいインジケーターとして人気のあるもののひとつです。

しかし、実際のところRCIはどういった根拠で作成されているのでしょうか。

また、具体的にTradingView(トレーディングビュー)ではどのようにして追加できるのでしょうか。

そこで今回はTradingView(トレーディングビュー)のRCIについて詳しく解説していきます。

TradingView(トレーディングビュー)のRCIを詳しく解説

TradingView(トレーディングビュー)のRCIとは

TradingView(トレーディングビュー)は実に多種多様なインジケーターを利用できます。

RCIもまたその中のひとつです。

RCIの正式名称は「Rank Correlation Index」。

銘柄のこれまでの価格をランク付けして、ランクと日付(時間軸)の相関性を見るインジケーターです。

たとえば、TradingView(トレーディングビュー)のRCIでは必ず直近の日付が「1位」をとりますが、その日の価格の「順位」が同じく「1位」なら高い相関があるとみなされます。

ものすごく簡単にいえば、トレンドがはっきりしているほどRCIも高い絶対値を出します。

なお、TradingView(トレーディングビュー)には他にもRSIもありますが、RSIとは名前が似ているだけでまったく異なるものです。

両者の違いはのちほど詳しく解説していきますが、混同しないように注意しておきましょう。

TradingView(トレーディングビュー)のRCIの計算方法

これは参考までに確認しておけば十分ですが、TradingView(トレーディングビュー)のRCIの計算方法は以下のとおりです。

・RCI=(1-(6×d)/(n^3-n))×100

dは日付の順位です。

直近の日付を1として、そこから1,2,3・・・と数値が定められます。

nは算定期間です。

この結果は-100~100となり、+の値が上昇トレンド、-が下落トレンドを示唆します。

一見すると難しいですが、要するに直近の日付に近いほどトレンドがはっきりしてくるかどうかを求めるような計算式です。

TradingView(トレーディングビュー)のRCIの見方

TradingView(トレーディングビュー)のRCIは一般的に以下のような見方をされます。

・RCIがプラス圏になった瞬間・・・上昇トレンドの始まり(順張り)

・RCIがマイナス圏になった瞬間・・・下落トレンドの始まり(順張り)

・RCIが100近辺・・・買われすぎ(逆張り)

・RCIが-100近辺・・・売られすぎ(逆張り) なお、正確にいえば、RCIはTradingView(トレーディングビュー)オリジナルのインジケーターというわけではありません。

したがって、ここまでの解説はTradingView(トレーディングビュー)以外で使えるRCI全般にもいえることです。

TradingView(トレーディングビュー)のRCIの使い方

TradingView(トレーディングビュー)には実に多彩なインジケーターがあります。

インジケーターに関しては検索窓がデフォルトであるので、そこで「RCI」と検索すれば該当するものが多数ヒットします。

そこから好きなものを選べばチャートにRCIが追加されます。

ただし、これらの多くは他のTradingView(トレーディングビュー)ユーザーが作成したRCI「関連」のインジケーターです。

ものによって内容が微妙に違うので、そこは注意しておきましょう。

たとえば、RCIは複数本重ねる使い方もされがちです。

そして、TradingView(トレーディングビュー)で検索してヒットするRCIに「3」の文字があればほぼ確実に3本のRCIを併用したインジケーターです。

ここまでの解説はRCI全般で共通ですが、TradingView(トレーディングビュー)に関しては実用上の使い方が変わってくることもしばしばです。

これについてはご自分が利用するインジケーターの内容を確認しておくようにしましょう。

TradingView(トレーディングビュー)のRCIとRSIの違い

冒頭で触れたように、TradingView(トレーディングビュー)はRCIと名前の似たRSIも使えます。

RCIは「Rank Correlation Index」。

ランクと日付の相関を見るインジケーターでした。

対して、RSIの正式名称は「Relative Strengths Index」。

上昇幅/下落幅をもとにしたインジケーターで、一般的に売られすぎか買われすぎかを判断するのに使われます。

具体的な計算方法は「値上がり幅合計/値下がり幅合計×100」です。

見方もまた「100近辺が買われすぎ、0近辺が売られすぎ」とRCIに若干似ていますが、RCIとは計算の根拠がかなり違います。

たまたま名前が似ているだけで基本的に両者はまったくの無関係です。

くれぐれも混同しないように注意しておきましょう。

TradingView(トレーディングビュー)のRCIの注意点

TradingView(トレーディングビュー)のRCIは計算式が難しいわりに見方はそう難しくありません。 また、中身を見ると意外と要素も考え方もシンプルです。

しかし、それだけにRCI単体ではやや信頼性に欠けるように思えます。

そもそも、RCIはさまざまな情報をいったん無視して、価格と日付の順位の相関だけを抽象したものです。

少し語弊があるかと思いますが、かなり大雑把な分析ともいえます。

TradingView(トレーディングビュー)には幸いにして非常にバリエーションに富んだインジケーターがあります。

RCIを使うときは他のインジケーターも併用して情報を補完するようにしましょう。

TradingView(トレーディングビュー)のRCIとの併用におすすめのインジケーター

これは考え方・手法次第ですが、RCIはMACDやボリンジャーバンドと併用されがちです。

もちろん、いずれもTradingView(トレーディングビュー)で使えるインジケーターです。

簡単にいえば、MACDは複数の移動平均線の応用版のようなインジケーター。

ボリンジャーバンドは移動平均線に偏差の要素を加味したインジケーターです。

どちらも単体でもかなり有用なインジケーターです。

TradingView(トレーディングビュー)でRCIをはじめて使うという人はあわせてこれらの見方・使い方も覚えておくとよいかもしれません。

TradingView(トレーディングビュー)のRCIを詳しく解説 まとめ

TradingView(トレーディングビュー)のRCIとは価格の順位と日付の相関を見るインジケーターです。

具体的な計算方法は複雑ですが、考え方や見方・使い方はかなりシンプルです。

ただ、それだけにやや信頼性に欠ける印象があるのは否めません。

TradingView(トレーディングビュー)には驚くほど多彩なインジケーターがあります。

基本的には、RCIだけで勝負するのではなくそれらも併用していくことをおすすめします。