テクニカル分析を行うトレーダーに大人気のツールであるTradingView(トレーディングビュー)。
そんなTradingView(トレーディングビュー)のストラテジーの作成方法が知りたいという人もいるでしょう。
現在は裁量トレードと共に自動売買を行う人の数も徐々に増えてきているようです。 そこで今回は、TradingView(トレーディングビュー)のストラテジーの作成方法を詳しく解説していきます。
TradingView(トレーディングビュー)のストラテジーの作成方法を詳しく解説
TradingView(トレーディングビュー)のストラテジーと作成のための準備
自動売買をこれから始めたい人や、新しいEAを採用して走らせたいという人もいるでしょう。
実戦で始めて自動売買を行う人や新しいEAを採用する人であれば、TradingView(トレーディングビュー)のストラテジー作成で、事前にバックテストを行ってみるのがおすすめです。
TradingView(トレーディングビュー)のストラテジー作成で、過去チャートから採用したいEAのバックテストを行なってみると、だいたいどれくらいの勝率になるのかなどがわかります。
特にリアルの過去チャートで、どれくらいのロットをはるとどれくらいで増えていくのか(または減っていくのか)を体感することができるでしょう。
実際にテクニカル的に良さそうだと思っていたEAをTradingView(トレーディングビュー)で走らせてみると、それほど成績がよくないということもあるようです。
TradingView(トレーディングビュー)のストラテジー作成するためにはPineスクリプトというプログラミング言語を利用する
TradingView(トレーディングビュー)のストラテジー作成を作成するためには「Pineスクリプト」というプログラミング言語にてロジックを組んでいく必要があるでしょう。
「Pineスクリプト」を利用したことがないという人でも、これまでプログラミングの経験がある人であれば簡単に組めてしまうと言われています。
Pineスクリプト書けるといろんな人が作ったインジ使って簡単にストラテジーのテストができるからかなり便利。GMMA、VIX、ADX、RCI、RSI、MACD、なんでも簡単に組み合わせてストラテジー作れる。これをpython使ってやろうとするも結構時間がかかりそう
— Yutaka Ishida (@ux_design_tokyo) June 1, 2018
ちなみに2023年現在ではChatGPTを使って「Pineスクリプト」のソースコードが簡単にかけるということで話題を集めています。
TradingView(トレーディングビュー)のストラテジー作成するためにはTradingView(トレーディングビュー)への登録が必要
TradingView(トレーディングビュー)は登録不要で利用できるチャート分析ツールですが、ストラテジーの作成にはアカウントの登録が必要です。
ちなみにTradingView(トレーディングビュー)は有料版も登場していますが、ストラテジーを作る機能は無料版でも使えます。
必要に応じて有料版にする必要がある場合もありますが、まずは無料でストラテジーを利用してみるのがおすすめです。
ストラテジーを作成するためにも、TradingView(トレーディングビュー)へのアカウント登録を行っていきましょう。
TradingView(トレーディングビュー)のストラテジーと作成方法
TradingView(トレーディングビュー)のストラテジー作成方法がわかったところで、実際にストラテジーを作成してバックテストを行う方法を紹介していきます。
- TradingView(トレーディングビュー)にログインして自分のアカウントから検証したい通貨ペアのチャートを表示させる
- 自分の使う手法を定義する(インジケータや水平線などがどのような状態になったら注文・決済を行うのかなどの定義を決める)
- Pineスクリプトを組んでいく。(現代ではChatGPTなどでも簡単にコードを取得することが可能)
- バックテストを行う
TradingView(トレーディングビュー)のストラテジーの作成方法を終えたら、事前に動作確認とその有効性をチェックしましょう。 これをバックテストと言います。
TradingView(トレーディングビュー)ではデフォルトで、ストラテジーテスターが実装されています。
これはバックテスト用のツールをさしていますが、自作したストラテジーの成績を過去のチャートデータから、シュミレーションできます。
なおTradingView(トレーディングビュー)はチャート分析ツールですので、注文を行うのであれば発注のプラットフォームが必要になります。
またバックテストを行うチャートのデータも、業者によって多少の違いがあります。
ストラテジーのバックテストは、準備されている条件下でのシュミレーションになります。
よって実際のトレードの条件がシュミレーションと異なれば、ストラテジーのバックテストのようにはならないことを注意点として覚えておきましょう。
TradingView(トレーディングビュー)のストラテジーと作成の注意点
ここまでTradingView(トレーディングビュー)のストラテジー作成方法について紹介してきました。
自動売買や新しいEAの採用などにあたって、一度TradingView(トレーディングビュー)でバックテストを行いたいという人も多いでしょう。
しかしTradingView(トレーディングビュー)のストラテジーでのバックテストには、いくつかの注意点があります。
TradingView(トレーディングビュー)で作成したストラテジーのバックテスト結果は絶対ではない
ストラテジーのバックテストで良好な勝率が出た。大きく利益を出せたという人もいると思いますが、TradingView(トレーディングビュー)でできるのは、あくまでも過去チャートを元にした検証結果です。
これからリアルトレードに同じストラテジーを採用した場合でも、全く同じ勝率などの結果がでるわけではありません。
相場の環境によっては資金を全て溶かしてしまう可能性もあるので、1つのストラテジに依存せずに余剰金を持って自動売買にチャレンジしていきましょう。
TradingView(トレーディングビュー)のストラテジーの作成方法を詳しく解説まとめ
今回は、TradingView(トレーディングビュー)のストラテジーの作成方法を詳しく解説していきました。
TradingView(トレーディングビュー)のストラテジーの作成は、TradingView(トレーディングビュー)へアカウント登録を行えば無料で利用できます。
利用するプログラミング言語などを事前に確認し、これから利用したいストラテジーでのバックテストを行ってみてくださいね。