TradingView(トレーディングビュー)は極めて汎用性の高いチャートツールです。
そんなTradingView(トレーディングビュー)は基本無料で使えますが、一方で高機能な有料プランも存在します。
そのため、有料・無料いずれのプランを使うべきか決めかねるという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回はTradingView(トレーディングビュー)の有料・無料プランの違いについて詳しく解説していきます。
TradingView(トレーディングビュー)の有料・無料プランの違いを詳しく解説
TradingView(トレーディングビュー)の有料・無料プランの違いの概要
TradingView(トレーディングビュー)の有料・無料プランにはさまざな違いがあります。
目立ったものとしては以下のような違いが挙げられるのではないでしょうか。
・広告の有無
・複数チャート表示の可否
・アラート、インジケーターの上限
・時間足の種類
・過去チャートの範囲
TradingView(トレーディングビュー)は無料プランでもかなり高機能です。
ただ、絶妙に痒いところに手が届かない部分が有料プランのみとなっていることが珍しくありません。
財布が許せば、できれば有料プランに契約したいところです。
TradingView(トレーディングビュー)の有料・無料プランの違い【価格】
当然ながら、TradingView(トレーディングビュー)の有料・無料プランでは価格が違います。
無料プランはもちろん無料ですが、実はTradingView(トレーディングビュー)は有料プランにもグレードがあります。
そして具体的なグレード別の価格の違いは以下のとおりです。
・Basic(無料プラン)・・・無料
・Pro・・・月額10.50ドル
・Pro+・・・月額17.95ドル
・Premium・・・月額30.00ドル
最安値の有料プランでも1,500円程度です。
これもまた気軽に契約できるかどうか微妙な価格設定といえるのではないでしょうか。
ちなみに、TradingView(トレーディングビュー)はブラックフライデーやサイバーマンデーには大規模セールをおこないます。
そして、すでに契約してあるとしてもサブスクリプションはストック可能です。
チャンスがあればそちらで有料プランを契約するのもおすすめです。
TradingView(トレーディングビュー)の有料・無料プランの違い【広告】
TradingView(トレーディングビュー)の有料・無料プランの最も大きな違いは広告の有無です。
まず、有料プランについては広告は一切表示されません。 対して、無料プランでは定期的に広告が表示されます。
すぐに閉じればどうということはないのですが、これが意外と目障りです。
資金的に許せば、広告を非表示にするためだけでも有料プランのTradingView(トレーディングビュー)にする価値はあるでしょう。
TradingView(トレーディングビュー)の有料・無料プランの違い【複数チャート】
TradingView(トレーディングビュー)の無料プランと有料プランとでは同時に表示可能なチャートの数が違います。
無料プランでは原則的に1画面にひとつのチャートしか表示できません。
対して、有料プランではProが2つ、Pro+が4つ、Premiumで8個と段階的に表示可能なチャートが増えていきます。
使い方によっては、この違いは意外と大きいかもしれません。
とはいえ、無料プランのTradingView(トレーディングビュー)でも実質的に複数チャートを表示する方法がないではありません。
ブラウザを分けてそれぞれTradingView(トレーディングビュー)を起動すればよいのです。
もちろん使い勝手は落ちますが、どうしても複数チャートが必要なときはこの方法で凌ぐのもありかもしれません。
TradingView(トレーディングビュー)の有料・無料プランの違い【アラート】
TradingView(トレーディングビュー)の有料プランと無料プランでは利用できるアラートの上限も違います。
無料プランではアラートは1つしか設定できません。
対して、有料プランではその上限が大幅に引き上げられます。
これもまたグレードによって数が違いますが、Proでも基本的には十分な数を確保できます。
複数銘柄をウォッチしておきたい人などはここは意外と大きな違いになるかと思います。
TradingView(トレーディングビュー)の有料・無料プランの違い【時間足】
TradingView(トレーディングビュー)の有料プランと無料プランとでは利用できる時間足にも若干の違いがあります。
とはいえ、最上級プランのPremium以外は無料プラン・有料プランともに同じ時間足を利用可能です。
具体的には分足~月足まで、基本的な時間足は利用できます。 対して、Premiumはそれに加えて秒足を使えます。
これは一般的なプラットフォームと比較しても顕著な違いです。
超短期売買をメインに考えている人はそれだけでもTradingView(トレーディングビュー)の有料プランを契約する価値はあるでしょう。
TradingView(トレーディングビュー)の有料・無料プランの違い【過去チャート】
TradingView(トレーディングビュー)の有料プランと無料プランとでは利用できる過去チャートの期間も違います。
無料プランに関しては遡れる期間はローソク足300本までとされています。
ただ、環境次第なのか実際に試すと100本くらいのような気はしています。
一方で、有料プランであれば5,000本~20,000本まで遡れます。
正直、100本~300本のローソク足では若干不足を感じる場面もないではありません。 この違いは意外と大きいと言わざるを得ないでしょう。
ちなみに、TradingView(トレーディングビュー)には過去チャートを再現してくれるリプレイモードもあります。
これは「日足」であれば無料プランでも利用可能です。
しかし、このリプレイモードの利用可能期間もまた過去チャートに準拠しています。
したがって、TradingView(トレーディングビュー)のリプレイモードを存分に活用したい場合は有料プランの契約がほぼ必須になるかと思います。
TradingView(トレーディングビュー)の有料・無料プランの違いを詳しく解説 まとめ
TradingView(トレーディングビュー)の有料・無料プランには多くの違いがあります。
なかでも「広告の有無」「チャートの複数表示」「アラート上限」「過去チャート」あたりは大きな違いです。
また、最上級の有料プランであるPremiumでは時間足に秒足を使えるという違いもあります。
正直なところTradingView(トレーディングビュー)の有料プランは決して安くはありません。
しかし、それでもこれらの違いを考えるとあえて契約する価値も小さくありません。
このあたりはご自分の用途と懐事情に応じて判断しましょう。