XMで複数口座(複数アカウント)を開設してトレードすることはできるの?
もしXMで複数口座(複数アカウント)を開設できるのであれば、運用ルールや条件について把握しておきたい。
あなたは今、このようにお考えですよね。
XMは口座タイプを4種類採用していて、口座タイプに応じて最大倍率やスプレッドなどのトレード条件が異なるものの、最大1000倍のレバレッジ取引ができる海外FX業者です。
さまざまな条件でトレードしてみたいとお考えの方に向けて、ここではXMの複数口座(複数アカウント)について詳しく解説していきましょう。
XMの複数口座(複数アカウント)を分かりやすく解説
XMの複数口座(複数アカウント)は最大8口座を開設・運用できる
XMの複数口座(複数アカウント)は、デフォルトの口座と追加口座を開設して、最大8口座を運用できます。
複数口座(複数アカウント)の開設方法は、XMのマイページから追加口座の開設を選択して、口座タイプを選択するだけです。
XMからMT4とMT5のログイン情報が記載されたメールが送られてきますので、取引プラットフォームへログインしましょう。
公式サイト上の手続きだけで、XMの複数口座(複数アカウント)を開設できます。
すでにXMに本人確認書類の提出を完了している方は、複数口座(複数アカウント)の開設時に書類を提出する必要はありません。
MT4・MT5の取引口座の切替方法は、ナビゲーターの「口座」を右クリックして「取引口座へログイン」を選択してください。
なお不要になった複数口座(複数アカウント)の解約方法も、XMのマイページ上の手続きだけで完了させることができます。
XMの複数口座(複数アカウント)のボーナス受取に関するルール
XMの複数口座(複数アカウント)のボーナス受取にはルールがあります。
口座開設ボーナスは、スタンダード口座・マイクロ口座・ZERO口座が対象で、XMではじめて開設した1口座のみ受け取ることができます。
追加口座として開設した複数口座で、口座開設ボーナスを受け取ることはできません。
一方、入金ボーナスの対象口座は、XMのスタンダード口座とマイクロ口座のみとなり、上限50万円まで受け取ることができます。
ただし複数口座を開設したからと言って、口座ごとに50万円のボーナスを受け取れるのではなく、1ユーザーあたりのトータルが最大50万円になります。
XMPポイントも、スタンダード口座とマイクロ口座が対象でしょう。
キャッシュバックサイトを経由して開設した口座は、XMの全ボーナスの対象外となります。
XMのボーナス受取を目的として複数口座を開設する方は、ボーナス付与のルールをご確認のうえご利用ください。
なおXMの複数アカウントの登録については違反行為になり、ボーナスの対象外になるだけでなく、口座凍結のおそれがあるため、絶対にやめましょう。
XMの複数口座(複数アカウント)におけるゼロカットの執行条件
XMの複数口座(複数アカウント)におけるゼロカットの執行条件は、1口座の残高がマイナスになることです。
ゼロカットは口座単位で執行されるため、マイナスになった口座の残高のみ、ゼロまでリセットします。
XMで複数口座(複数アカウント)を運用する場合、マイナスになった口座残高を他の口座の残高と相殺して補てんすることはできません。
複数口座(複数アカウント)の残高は、各口座で独立しているためロスカットされやすいことはデメリットですが、他の口座の損益に影響を与えないことはメリットでしょう。
XMの複数口座(複数アカウント)による両建ては禁止
XMのゼロカットは、複数口座(複数アカウント)による両建てと大きく関係しています。
複数口座(複数アカウント)による両建てをXMは禁止しており、認められているのは同じ口座内でロングとショートを保有する両建てのみです。
もし複数口座(複数アカウント)で両建てトレードをすると、1つの口座は利益になり、2つ目の口座は損失になります。
損失の口座についてはゼロカットによってマイナスの残高がリセットされるため、もう一方の口座で利益を受け取ることができてしまいます。
複数口座(複数アカウント)の両建ては、XMが確実に損をして投資家が得をするトレードになってしまうため、ゼロカットの悪用と判断されてしまいます。
ゼロカットの悪用は不正トレードとして、出金拒否や最悪の場合口座凍結などのペナルティ対象になります。
悪意がなかったとしても、複数口座(複数アカウント)の両建てはXMの違反行為となるため絶対にやめてください。
XMの複数口座(複数アカウント)による両建てに限らず、他社口座をまたぐ両建てもゼロカットの悪用としてみなされるためペナルティ対象となります。
XMの複数口座(複数アカウント)を運用するメリット
XMで複数口座(複数アカウント)を運用するメリットは、以下のようにトレード条件に合わせて取引できること、そして各口座でのトレード結果を比較・検証できることでしょう。
- 口座タイプやレバレッジを変えて口座を開設できる
- スキャルピングとスイングトレードなどの手法ごとに口座を運用できる
- 自動売買(EA)と裁量トレードで口座を運用できる
複数口座(複数アカウント)は口座間の資金移動もできるため、資金の一時的な退避にも活用できるでしょう。
XMでは口座間の資金移動を行うと、資金と同じ割合のボーナスも移動します。
もしZERO口座へ資金移動を行うと、ボーナスは消滅してしまうため、複数口座(複数アカウント)の運用方法としてご注意ください。
XMの複数口座(複数アカウント)の運用・解約に関する注意点
XMの複数口座(複数アカウント)の運用に関する注意点として、口座維持手数料に注意しましょう。
口座残高がある状態に限り、90日間にわたり入金やトレードしない口座は休眠口座になり、1ヶ月あたり5ドルの口座維持手数料として口座残高から相殺されていきます。
資金をムダにしないためにも、XMの複数口座(複数アカウント)のうち残高がある取引口座を放置している場合は、運用中の口座に資金移動する、またはXMから出金してください。
一方、XMの複数口座(複数アカウント)の解約に関する注意点として、口座残高があるものに対しては口座を削除できません。
なお出金や資金振替の手続きを行っていても着金が完了していない、ポジション保有中の口座についても解約手続きはできません。
これらの処理をすべて済ませて、さらに24時間を経過したうえでようやく口座の解約手続きができることを、XMの複数口座(複数アカウント)の解約方法として覚えておきましょう。
XMの複数口座(複数アカウント)を分かりやすく解説まとめ
XMの複数口座(複数アカウント)は最大8口座を開設・運用できますし、解約も自由にできます。
複数口座の使い方として覚えておきたいことは、ボーナスの受取に関するルールや、ゼロカットの執行条件、両建てがあげられますので、ルールや条件、利用規約などを確認したうえでご利用ください。