XMのpipsの表示方法は、どのようにすればいいの?
pipsの計算方法を知りたい。 ところでpipsってどのようなもので、XMのpipsはいくらなの?
あなたは今、このようにお考えですよね。
XMは最大888倍のレバレッジでトレードでき、追証なし・ゼロカットを装備した海外FX取引所です。
外国為替FXは各国の通貨ごとに価値が異なるため、トレードの損益や通貨ごとのスプレッドを一目で確認することはできません。
そこで共通単位としてpipsを活用します。
XMのpipsの表示方法と計算方法・いくら?を分かりやすく解説
XMのpipsとは?
XMのpipsとは、異なる価値を持つ各国の通貨の価値を確認するために用いる、FX共通の単位です。
ようするにpipsとは、各国の通貨の最小単位の1%(1/100)を示しています。
日本円の最小単位は1円ですので、1/100にあたる0.01円が1pipsになります。
米ドルは1ドルが最小単位なのではなく、1セントです。
よって米ドルの最小単位は、1pipsは0.0001ドルとなります。
ユーロや諸外国通貨も、米ドルと同じく1pipsあたり0.0001通貨です。
よってXMのpipsは、以下のように理解しておきましょう。
- 日本円:1pips=0.01円
- 日本円以外:1pips=0.0001通貨
XMでpipsが活用されるシーンは、スプレッドです。
スプレッドは通貨ペアの買値と売値の差額を指し、トレードコストのひとつですので、少しでも狭く抑えたいところです。
しかし各国の通貨単位でスプレッドを表記しても、一目で把握するのは難しいのが実情です。
そのようなときスプレッドをpipsで表記すれば、XMのスプレッドを一目で把握することができます。
pipsは利便性が高いことから、XMの通貨ペアの共通単位として用いられているのです。
スプレッドだけでなく、XMの損益などあらゆる表記の共通単位としてpipsが用いられています。
XMで1pipsの利益はいくら?計算方法を解説
では実際のトレードを想定した場合、XMの1pipsぶんの利益はいったいいくらなのでしょうか。
まずトレード利益の考え方として「どれだけの取引通貨量で、1pipsあたりいくら獲得したことになるのか」を基準に考えてみましょう。
XMの1pipsぶんの利益の計算方法 日本円建ての場合
日本円建ての場合は「取引通貨量×0.01」の計算方法から、XMの利益を算出できます。
たとえば1,000通貨で発生した利益は1pipsあたり10円、10万通貨の場合は1pipsあたり1,000円獲得となります。
pips設定が同じだったとしても、取引通貨量ごとに利益は異なると考えましょう。
XMの1pipsぶんの利益の計算方法 外貨建ての場合
外貨建ての通貨ペアは、同じ取引通貨量でトレードした場合、1pipsあたりの利益が異なります。
その理由は、各通貨ペアごとの換算レートが異なるからです。
1pipsあたりの利益の計算方法は「取引通貨量×0.0001×各国の通貨レート(他国通貨/円)」で算出可能です。
たとえばユーロ=0.8米ドル、米ドル=100円だったときに10万通貨取引した場合の、利益の計算方法をみてみましょう。
10万通貨×0.0001×0.8ドル=0.8ドル、1米ドル=100円なので0.8×100=80となり、1pips=80円となります。
このようにXMで1pipsぶんの利益はいくらなのかを計算できますが、通貨ペアごとに計算していくのは非常に大変な作業です。
特にMT4やMT5ではトレード中のポジションにおける損益状況が表示されますが、刻一刻と変化するためすぐに損益を把握できません。
そこで引き続きMT4とMT5に標準装備されているpipsの表示方法と、XMの公式計算機の使い方について解説していきます。
XMのMT4・MT5上のpips表示方法
XMのMT4とMT5には、pips表示できる機能が装備されています。
損益をpips表示したいとお考えの方に重宝する非常に便利な機能で、一目でXMの損益状況を把握できるのが大きなメリットと言えるでしょう。
人によってはXMの損益状況が日本円表示されていると、つい感情に流されたトレードをしてしまう方もいるかと思います。
損益をpips表示することで損益状況を把握しづらくなり、トレードルールに基づいた根拠あるトレードがやりやすくなります。
MT4とMT5でXMのトレードの損益状況をpips表示する方法は、ポジションの損益状況が記載されているターミナル上で行います。
ターミナル内のタブで「取引」を選択し、取引タブのエリア内で右クリックして「損益」を選択し「ポイント」でXMの損益状況をpips表示することができます。
XMのpipsの計算方法は装備されている計算機でも可能
XMの計算方法は「FXを学ぶ」を選択し「計算機ツール」をクリック、「ピップ値計算ツール」で計算機へアクセスします。
「ピップ値計算機」へ以下の内容に沿い入力しましょう。
- 通貨ペア:pips換算したい通貨ペアをプルダウンメニューから選択、または手入力する
- 口座の基本通貨:自分の口座の基本通貨を選択。基本的には「JPY」
- 口座タイプ:「スタンダード」「マイクロ」「XM Zero」のいずれかを選択
- ロット数量:口座タイプに沿ったロット数を入力。たとえばスタンダード口座で「1ロット=10万通貨」をpips換算したい場合はロット数に「1」を入力
- 現在の変換価格:上で選択した「通貨ペア」の現在レートが自動入力されるため、入力しなくてよい
入力が完了したら「計算する」をクリックしましょう。 すると「ピップ値 口座の基本通貨」「ピップ値 変換された通貨」が自動表示されます。
- ピップ値 口座の基本通貨:入力した条件で「1pipsあたり日本円でいくらか」と表示される
- ピップ値 変換された通貨:入力した条件で「1pipsあたり決済通貨でいくらか」と表示される
計算ツールで算出された「変換された通貨」は、МT4・МT5上の現在レートと同じです。
XМにおけるリアルタイムのpipsが一目で把握できるので非常に便利ではないでしょうか。
pipsの計算方法が理解できない方も、これなら安心してXМでpipsを確認できるはずです。
XMのpipsの表示方法と計算方法・いくら?を分かりやすく解説まとめ
XMのpipsの表示方法と計算方法や、1pipsあたりいくらなのかについて解説しました。
異なる通貨ペアでトレードするXMにおいてpipsを理解することは非常に重要です。 またpipsを理解することで、XMのトレードの利便性を向上させます。
特にpipsはスプレッドや損益状況の把握に直結するため、きちんと理解しておきましょう。