XMのスプレッドの一覧を、スタンダード口座とZERO口座で比較するとどのくらい差があるの?
スプレッドの一覧を競合のブローカーと比較して、XMのトレードコストから、取引所選びをしたい。
あなたは今、このようにお考えですよね。
XMのスプレッドは、トレードの損益に影響を与えるため、きちんと比較して選びたいとお考えの方もいるはずです。
ここではXMのスプレッドを一覧にして比較していきましょう。
XMのスプレッドの比較一覧を分かりやすく解説
XMのスプレッドは、スタンダード口座とZERO口座、競合のFXブローカーでは異なるため、一覧にすることでスプレッド幅の差を明確にできます。
海外FXの公式サイトではスプレッド一覧を公開していますが、平均スプレッドのケースがほとんどです。
XMのリアルスプレッドを把握したいとお考えの方もいるでしょうが、スプレッドは変動制です。
スプレッドは相場の流動性に応じて変化しつづけるため、正確なスプレッド幅を比較することは困難になります。
やはりXMのスプレッド一覧を比較するのであれば、平均スプレッドを比較するほうが効率的でしょう。
XMのスプレッド一覧をスタンダード口座とZERO(ゼロ)口座で比較
まずはXMのスプレッド一覧をスタンダード口座とZERO口座のメジャー通貨で比較していきます。
XMにはマイクロ口座もありますが、スタンダード口座とマイクロ口座のスプレッド幅は同じになります。
XM スタンダード口座の平均スプレッド一覧
- EUR/USD:1.7pips
- USD/JPY:1.6pips
- GBP/USD:2.4pips
- USD/CHF:2.1pips
XM ZERO(ゼロ)口座の平均スプレッド一覧
- EUR/USD:0.1pips
- USD/JPY:0.1pips
- GBP/USD:0.3pips
- USD/CHF:0.4pips
XMのスプレッド一覧を比較した結果、ZERO口座の方がコスト負担が軽い
XMのスタンダード口座とZERO口座におけるスプレッドを比較した結果、圧倒的にZERO口座の方が狭いことが明確です。
ZERO口座のスプレッドは、すべての通貨ペアにおいて1pips以上狭いですが、別途取引手数料の発生に注意しましょう。
取引手数料は1LOT(10万通貨)の取引につき、片道5ドル(往復10ドル=1pips)になるため、総合的なトレードコストで把握すべきです。
XMのスプレッド一覧に取引手数料を加算して、スタンダード口座と比較してもも、スタンダード口座の方がトレードコストの負担は大きいと言えるでしょう。
XMのスプレッド一覧を他社ブローカーと比較
つづいてXMと他社ブローカーのスプレッド一覧を比較して、どちらが狭いのかを確認していきます。
XMと同じく、競合他社にもスタンダード口座とスプレッドの狭いECN口座を開設できます。
XMと他社のスタンダード口座のスプレッド一覧を比較
スタンダード口座のプレッドを比較するために、XMと海外FXブローカーで人気の高いTitanFXとAXIORYを一覧にしていきましょう。
TitanFXとAXIORYは、特にスプレッドの狭い海外FXブローカーとして、日本人ユーザーから定評を獲得している取引所です。
TitanFXスタンダード口座のスプレッド一覧
- EUR/USD:1.2 pips
- USD/JPY:1.33 pips
- USD/CHF:1.92 pips
- GBP/USD:1.57 pips
AXIORYスタンダード口座のスプレッド一覧
- EUR/USD:1.2 pips
- USD/JPY:1.4 pips
- USD/CHF:1.6 pips
- GBP/USD:1.5 pips
XMスタンダード口座と他社のスプレッド一覧を比較した結果
スタンダード口座のスプレッド一覧を、XMとTitanFX・AXIORYで比較した結果、全通貨ペアにおいてXMがもっとも広いことが明確になりました。
特にスプレッド幅が大きな通貨ペアは、XMとAXIORYのGBP/USDで、0.6pipsも差があります。
スタンダード口座におけるトレードコストを意識するのなら、XMよりもTitanFXまたはAXIORYでトレードすべきでしょう。
XMのZERO(ゼロ)口座と他社のスプレッド一覧を比較
XMのZERO口座のスプレッドを確認するために、TitanFXのブレード口座とAXIORYナノスプレッド口座のスプレッドを一覧にして比較してみます。
TitanFXブレード口座のスプレッド一覧
- EUR/USD:0.2 pips
- USD/JPY:0.33 pips
- USD/CHF:0.92 pips
- GBP/USD:0.57 pips
AXIORYナノスプレッド口座のスプレッド一覧
- EUR/USD:0.2 pips
- USD/JPY:0.4pips
- USD/CHF:0.4 pips
- GBP/USD:0.5 pips
XMのZERO口座と他社のスプレッド一覧を比較した結果
スプレッド一覧を比較すると、XMのスプレッドがもっとも狭いですが、TitanFXとAXIORYのECN口座でも別途取引手数料が発生するため、総合的なトレードコストで比較する必要があります。
TitanFXは片道3.5ドル(往復7ドル=0.7pips)、AXIORYは片道3ドル(往復3ドル=0.6pips)が、スプレッドに上乗せされます。
スプレッドの一覧に取引手数料を加算して比較すると、TitanFXのUSD/CHFのみXMよりも広く、その他の通貨ペアにおいてはすべてXMのスプレッドのほうが広い結果となりました。
一覧をごらんになってわかる通し、XMのZERO口座のスプレッドは、一見狭いためトレードコストを抑えられるのかと勘違いしてしまいそうになりますが、別途取引手数料が発生します。
取引手数料を他社と比較すると、XMがもっともコスト負担が大きいため注意すべきでしょう。
XMのスプレッドの比較一覧を分かりやすく解説まとめ
XMのスプレッドを一覧して比較することで、トレードコストを把握できます。
ただしZERO口座のようなECN口座では、スプレッドは狭い一方、別途取引手数料が発生することにご注意ください。
特にXMの取引手数料は、大手海外ブローカーの中でも負担が大きめになるため、いくらスプレッド幅が狭かったとしても、コスト負担は重くなりがちです。
XMのスタンダード口座では、純粋にスプレッドだけがトレードコストとして発生しますが、比較した3社の中でスプレッド幅が大きいことがわかりました。
同じくZERO口座も、XMのトレードコスト負担はもっとも大きいことが明確になっています。
スプレッド一覧を比較した結果、XMはスキャルピングよりも、スイングトレードに向く海外FXブローカーと言えるでしょう。