XMで借金になるリスクはあるの?
金融庁がXMのことを無登録業者と警告しているので、借金リスクになるリスクがあるのかどうか不安を感じている。
もしXMで借金リスクがないのであれば、その理由について詳しく知りたい。 あなたは今、このようにお考えですよね。
XMで借金になるリスクがあるか、それともないのか気になる方に向けて詳しく解説していきましょう。
XMで借金になるリスクはあるかを分かりやすく解説
XMで借金になるリスクはあるか?
結論から言うと、XМでは借金になるリスクはありません。
国内FXのユーザーは、借金になるリスクがないなんて信じられないと思う方もいるでしょう。
金融庁は、海外FXブローカーのことを「ハイレバレッジトレードを提供する無登録業者」と警告しています。
このためXМのトレードで負けてしまうと、借金リスクを抱えてしまうと連想する国内FXのユーザーがいることも事実です。
ではなぜ金融庁は、XМなどの海外FXブローカーを無登録業者として警告しているのかを考えてみると、リスクとして考えられることはロスカットリスクが高くなってしまうこと以外考えられません。
国内FXでは最大25倍のレバレッジ取引までに制限されていますが、XMでは最大1000倍のレバレッジ取引ができます。
レバレッジの大きさから、レートが不利な方向に動いた場合、国内FXに比べるとXMは含み損が大きくなるため、ロスカットリスクは高まります。
確定した損失は国内FXよりもXMのほうが大きくなりますが、海外FXでは莫大な借金リスクに備えてゼロカットシステムを採用しています。
XMで借金になるリスクがない理由はゼロカットシステムを採用しているから
XMで借金になるリスクがない理由は、ゼロカットシステムを採用しているからです。
ゼロカットとは、レバレッジ取引で抱えてしまった借金をFX業者が肩代わりするシステムです。
XМのレバレッジ取引でロスカットされて損失が確定すると、取引口座の残高はマイナスになりますが、ゼロカットシステムの採用によりマイナスの残高を、無条件でゼロにリセットしてもらえます。
マイナスになってしまった口座残高は、本来トレーダーが背負うべき実質的な借金ですので、ゼロカットによりマイナスをリセットしてもらえるということは、借金になるリスクがないということになるでしょう。
国内FXユーザーにとって、ゼロカットシステムは信じられないものでしょうが、XМなどの海外FXでは多くのブローカーが採用している制度です。
国内FX業者がゼロカットを導入しない理由
— ぎゃっくん@仮想通貨FXで資産10万→3000万 (@Gyaku_gyakuo) January 28, 2023
海外で採用されている「ゼロカットシステム」
ゼロカットとは、口座残高がマイナスになっても追加入金する必要がなく、
残高が「0円」にリセットされる仕組み。
つまり追証がないので、借金を抱えるリスクがない。
ひとつ注意していただきたいことは、ゼロカットシステムはあくまでも借金になるリスクがないだけで、レバレッジ取引で負けてしまうと証拠金は全額没収されます。
レバレッジ取引は、証拠金を担保にして、レバレッジをかけて資金効率よくトレードできることと引き換えに、トレードに負けてしまった場合には証拠金の全額を没収を約束するトレード方法です。
ただしゼロカットシステムが採用されているため、どんなに大きな借金が発生しても、借金になるリスクがないことは大きなメリットだと言えるでしょう。
国内FXは最大25倍までしかトレードできず、ポジションで抱えた含み損によってロスカットされてしまい、発生した損失による借金を返済する必要があります。
すなわちXМは最大1000倍のハイレバレッジ取引で大きな利益をめざせることと同時に、万が一負けてしまってもゼロカットシステムによって借金になるリスクがなく、安心してトレードできることがメリットでしょう。
XMで借金になるリスクがない理由は追証なしも関係している
XМで借金になるリスクがない理由は、追証なしも関係しています。
追証とは、国内FXが採用しているレバレッジ取引のリスク管理システムであり、XMなどの海外FXでは採用を義務付けられていません。
追証とは「追加保証金」の略称で、証拠金よりも損失額が上回ってしまったときに発生する。
— とーる@海外FXのすゝめ (@toru_auto) February 1, 2023
海外FXでは基本的にこの追証がなく、ゼロカットシステムを採用しているため
証拠金以上の損失はない。海外FXの利点ともいえる。
追証とは、ポジションの含み損がふくれあがり、証拠金の割合が低下してしまったときに、追加入金して証拠金の割合を回復することをさします。
ようするにロスカットを回避するためのリスク管理システムを、追証と言います。
追証すれば一時的にロスカットを回避できますが、それ以降もレートが不利な方向に進み続けた場合にはふたたびロスカットリスクにさらされることになります。
最終的にロスカットにいたった場合、国内FXのトレーダーが失うものは証拠金と追証に加えて、損失による借金返済を行わなければいけません。
一方、XMでは追証がなく、ゼロカットシステムにより借金リスクはなしのため、失うものは証拠金のみになることから、ロスカット時に抱えるリスクはXMよりも国内FXのほうが大きいと言えるでしょう。
XMで借金になるリスクがある例外的なケース
XMで借金になるリスクは本当にないのかと疑問に感じる方もいるでしょうが、XMは追証なし・ゼロカットシステムを採用しているため、トレードで借金を抱えることはありません。
ただし例外的に以下の2つのケースでは、XMで借金になるリスクがありますので注意が必要です。
- XMの不正トレードや規約違反をしている
- 借金してXMのトレードの証拠金にあてる
例外的なケースの1つ目は、XMでは不正トレードや規約違反をしていたことが発覚した場合、ゼロカットを執行してもらえないため、借金リスクは高まるでしょう。
たとえば同一口座外の両建て、アービトラージ、経済指標発表時など相場の急変を狙うトレード、複数アカウントの取得によるボーナスの不正受給を狙うなどの行為です。
違反行為が発覚するとゼロカットの対象外になるだけでなく、口座凍結のリスクも高くなりますので、絶対にやめましょう。
もうひとつ、XMの証拠金を準備するために、外部から借金をしてまでトレードをする行為も、借金になるリスクがある例外的なケースです。 もし借金した資金を証拠金にあててレバレッジ取引で負けてしまった場合、証拠金は没収になるため、トレーダーは借金を抱えることになるでしょう。
借金することに抵抗がない方が陥りがちなケースですが、トレードの証拠金は借金したものではなくゆとり資金で行うようにしなければ、借金リスクが0になることはないためご注意ください。
XMで借金になるリスクはあるかを分かりやすく解説まとめ
XMで借金になるリスクはあるのかどうかについてですが、ゼロカットシステムと追証なしによって借金になるリスクはないことがわかりました。
ただし例外的なケースとして、XMの不正トレードや規約違反が発覚してしまうと、ゼロカットを執行してもらえず借金になるリスクは高まります。
また借金してXMの証拠金にあてる行為はみずから借金になるリスクを高めているようなものですので、絶対にやめましょう。