XMの手数料はどのようなものが発生するの?
手数料の負担がどのくらいになるのかを知りたい。
あなたは今、このようにお考えですよね。
XMは追証なしのゼロカット制度を利用し、最大888倍のレバレッジでトレードすることができます。
ハイリターンを見込めるXMですが、手数料負担が大きかった場合は、利益を減らしてしまうことになりかねません。
XMのボーナスやハイレバレッジばかりに注目して、手数料についてよく知らないと言う方も少なくないでしょう。
ここではXMの手数料についてくわしく解説します。
XMの手数料を分かりやすく解説
XMの手数料は3種類
XMの手数料には、以下3種類があります。
- 取引手数料
- スプレッド
- 入金手数料と出金手数料
まず取引手数料は、XMでトレードするたびに発生します。
スプレッドも取引手数料と同じく、XMでトレードするたびに発生します。
入金手数料と出金手数料は、XMで入出金する際に発生する手数料をさします。
ただしXMの入出金手数料は、原則無料ですが、例外も存在します。
ここではXMの手数料について詳しく解説していきましょう。
XMの手数料 取引手数料について
XMではスタンダード口座・マイクロ口座・ゼロ口座と3種類の口座タイプが存在し、好みの口座でトレードできます。
3種類の口座タイプの中で、取引手数料が発生するのは、ゼロ口座だけです。
XMのゼロ口座の取引手数料は、1ロットあたり片道5ドルが発生します。
証拠金取引で利益を出すためには、往復注文が必要になります。
たとえばXMでロングした場合は、ショートで決済注文を行う必要があるため、往復10ドルの取引手数料が発生します。
ロット数に応じた取引手数料が発生し、たとえば0.5ロットぶんのトレードなら、往復10ドルで0.5ロットぶんが発生するため、取引手数料は5ドルになります。
もしXMで2ロットのトレードをした場合は10ドルの2倍、すなわち20ドルというように、取引手数料が変動します。
XMの取引手数料は、他社取引所と比較しても、やや高めの設定となっています。
XMの手数料 スプレッドについて
XMのスプレッドは、同一通貨ペアの買値と売値の差額をさします。
証拠金取引で利益を獲得するためには、ロングとショートをセットで行わなけれならず、その差額はトレーダーの取引コストとして発生します。
XMのスプレッドは変動制であり、さらに通貨ペアや口座のタイプによっても異なります。
たとえばXMのUSD/JPYのスタンダード口座の平均スプレッドは1.6pipsで、ゼロ口座は0.1pipsです。
pipsは通貨の最小取引単位を示し、1pips=1銭に相当します。
日本円換算すると、1ロットあたりのXMのスタンダード口座の平均スプレッドは1ロット=10万通貨ですので、10万通貨あたり1.6pipsで16万銭、すなわち1,600円がXMのスプレッドに相当します。
一方、XMのゼロ口座ではスプレッドがほぼ発生しませんが、前述の通り取引手数料が発生します。
XMの手数料 入金・出金手数料について
基本的にXMの手数料は、入金手数料も出金手数料も無料です。
本来入出金手数料は発生しますが、XMが負担してくれるため、実質無料になります。
ただ例外的に銀行送金の入出金額が200ユーロ未満の場合、手数料は自己負担です。
XMの銀行送金の場合、送金手数料だけでなく受取手数料や中継手数料なども発生する可能性があり、このような手数料はXMに負担してもらえません。
銀行送金の手数料は、XMに限らず多くの取引所で発生するため、XMだけが高額になるとは言えないでしょう。
XMの手数料は経費計上できるの?
XMで利益獲得した場合、確定申告して税金を納めなければいけません。
FX以外の手数料は経費計上し節税することができますが、トレードや入出金で発生する手数料は可能なのかとお考えの方もいるでしょう。
結論を申し上げますと、XMで発生した手数料は経費計上することができません。
そもそもFXの利益は、スプレッドを相殺した価格がトレード結果として算出されるため、新たに経費として計上することはできません。
一方、XMのゼロ口座の取引手数料はスプレッドとは異なり、後から相殺されるため、経費計上できると言う声もあるようです。
しかし取引手数料も、最終的な損益が相殺された金額が算出されるため、経費とはなりません。
XMの確定申告で使用する取引履歴では、損益の相殺された金額が算出されるため、確定申告で経費計上を行うと重複して計上することになってしまいます。
同時に入出金手数料は直接トレードに関わる手数料ではないため、経費計上することはできません。
XMのその他の手数料
XMのその他の手数料として、口座維持手数料が発生します。
ただ基本的に口座維持手数料は発生しませんが、休眠口座に対して月5ドルが発生します。
XMの休眠口座は90日間におよび、入出金やトレードを行っていない口座に限り、口座維持手数料として毎月5ドルが相殺されていきます。
口座残高が0円にいたり、しばらく入出金やトレードを行わなかった場合に、最終的に口座凍結されてしまいます。
ただし口座維持手数料がマイナスになることはなく、XMの口座を放置していても借金ができてしまうことはありませんのでご安心ください。
XMの手数料は高いって言われているけど本当なの?
ここまで解説した通り、XMでは手数料が発生しています。
他社と比較してもXMの手数料は少々高額な印象です。
ただXMのセールスポイントは手数料の安さをではなく、充実したボーナス制度です。
XMのボーナスは証拠金として利用できるため、手数料の高さと総合的に判断すると、メリットは大いにあると考えられます。
ただボーナス目的でない方にとって、XMの手数料の高さはデメリットでしかないと言えるでしょう。
スプレッドの狭い取引所はボーナス制度がないなど、各社でセールスポイントは異なります。
XMの手数料を分かりやすく解説まとめ
XMの手数料を解説しました。 スプレッドや取引手数料はトレードのたびに発生する取引コストで、XMの口座ごとに異なります。
まずはXMのトレードコストを確認するためには、3種類の口座について理解しておかなければいけません。
入出金手数料は基本的に無料である一方、海外送金の場合は利用する銀行によって中継手数料等が発生する可能性があります。
XMの手数料は、トレードの損益に大きくかかわるため、きちんと考慮しておかなければいけません。
充実したボーナス制度を採用するXMは手数料が割高な印象ですが、ボーナスを考慮した場合のメリットは他社と比較すると平等であると言えます。
よってXMは手数料が高めであっても、ボーナスを利用してトレードしたいと言う方に最適と言えるでしょう。