XMの残高とクレジットって同じもの?ふたつの違いはなに?
残高とクレジットの使い方や、ゼロカットのルールについて把握しておきたい。
XMでは残高0でクレジットボーナスでトレードする方法があるならばぜひ知りたい。
あなたは今、このようにお考えですよね。
残高とクレジットは同じもののように感じますが、XMではふたつを区別しています。
XMの残高とクレジットを分かりやすく解説
XMの残高とクレジットとは、以下の通りになります。
- 1.XMのマイページ:マイアカウントの概要の項目にある「残高」「クレジット」
- 2.MT4・MT5:「残高」と「クレジット」の項目
MT4とMT5の「有効証拠金(Equity)」は、XMの口座残高とクレジット、そして含み損益の合計額が表示されます。
ポジションの含み損益も反映される有効証拠金は、XMのポジションを保有中に変動し続けます。
XMの残高とクレジットの違いは?
XMの残高とクレジットには違いがあります。
まず「残高(balance)」とは、XMの取引口座に入金した資金やトレードで獲得した利益をさしています。
すなわち出金できるリアルマネーをさしています。
- 入金した資金
- トレードで獲得した利益
- 現金に換金したXMPポイント
- 友達紹介ボーナス
一方「クレジット(Credit)」はXMのボーナスをさしています。
ボーナスを利用できるのはトレードの証拠金のみです。
- 口座開設ボーナス
- 入金ボーナス
- ボーナスに交換したXMPポイント
ふたつの違いをまとめると、残高はXMから出金できる資産ですが、クレジットは出金できないことでしょう。
XMの残高とクレジットの使い方に関するルール
XMの残高とクレジットの使い方に関する共通点は、トレードの証拠金として使えることでしょう。
では残高とクレジットの使い方に関するルールをみていきます。
ルール1.出金できるのは残高のみ、クレジットは出金できない
XMの使い方のルールとして、出金できるのは残高のみでクレジットは出金できません。
たとえば口座残高とクレジットともに3万円がある場合、2万円を出金すると2万円ぶんのボーナスは消滅します。
ルール2.口座間で残高を資金移動すると同じ割合のボーナスも動く
XMの口座間で資金移動した場合も、同じ割合のボーナスも動きます。 たとえばA口座に3万円の口座残高とクレジットがそれぞれあるとします。
B口座へ2万円を資金移動すれば2万円ぶんのボーナスも同じ口座へ移動します。
XMの複数口座では使い方のルールとして覚えておきたいところでしょう。
ルール3.XMの残高は0でもクレジットだけでトレードできる
たとえ残高が0円でも、XMはクレジットだけでボーナストレードができます。
クッション機能つきのボーナスのため、トレードの含み損にも耐えられることがクレジットの使い方におけるメリットでしょう。
ルール4.トレードの消化順序は残高が0になった後にクレジット
XMに残高とクレジットがある場合、トレードの消化順序は先に残高で底をつきた後にクレジットを使うというルールがあります。
ボーナスを効果的に消化する使い方として、A口座で入金ボーナスを受け取ったら、一部の資金とボーナスをB口座へ資金移動して保管します。
そしてA口座の残高とボーナスでトレードをして含み損が増えれば、全残高があるよりもボーナスを早く消化できるというわけです。
ルール5.トレードの利益は残高に加算される
XMはクレジットでボーナストレードをして獲得した利益も、残高に加算されます。
クレジットでトレードして獲得した利益は、XMから出金できるというルールがあります。
ルール6.休眠口座ではクレジットが消滅・残高から毎月口座維持手数料が相殺されていく
90日間、XMで入金とトレードをしないと休眠口座にいたり、クレジットは消滅します。
さらに休眠口座にいたると、毎月5ドルの口座維持手数料が残高0になるまで相殺されていきます。
こちらのルールもXMの使い方として覚えておきたいところでしょう。
ルール7.残高とクレジットが0になると口座凍結になる
休眠口座でクレジットが消滅するだけでなく、口座維持手数料によって残高が0円になり90日間経過すると、口座凍結にいたるというルールもあります。
資金をムダにしない使い方をするためにも、XMでトレードをしない場合は資金や利益を出金しておきましょう。
XMの残高とクレジットのゼロカット執行におけるルール2つ
XMの残高とクレジットのゼロカット執行におけるルールは、以下の2つです。
- ルール1.マイナス残高は先にクレジットで補てんされたのち残額にゼロカットが執行される
- ルール2.ボーナスクレジットだけのトレードではゼロカットの執行はされない
入金すればマイナス残高を0にリセットできますが、入金額がマイナスの補てんにあてられます。
注意点としてゼロカットが執行されない場合は、XMであらたに追加口座を開設してトレードを再開することをおすすめします。
なおボーナスクレジットだけのトレードはゼロカットの対象外になります。
XMの残高0でクレジットのボーナストレードをする方法は2通り
XMの残高0の状態で、クレジットによるボーナストレードをする方法は2通りあります。
- 1.口座開設ボーナスだけでトレードをする方法
- 2.XMPポイントの換金専用の口座を開設してトレードする方法
XMPポイントは、XMでトレードするたびに受け取れるポイントで、現金またはボーナスに換金できます。
XMPの換金専用の口座を作れば、ポイントをクレジットに交換して、ボーナスだけの口座を運用することができるでしょう。
XMの残高とクレジットに関するよくある質問
XMの残高によるレバレッジ制限はある?
あります。
XMでは口座残高が20,000ドルを超えてしまうと、200倍のレバレッジ制限の対象になります。
100,000ドルを超える残高になると、100倍までレバレッジが制限されます。
XMのデモ口座では残高をリセットできる?
できます。 デモ口座の残高はXMのサポートデスクへリセットの申請を行いましょう。
MT4とMT5の取引履歴にある「Balance」と「Credit」ってなに?
Balanceは残高の入出金、Creditはクレジットボーナスの入出金を示しています。
XMの残高とクレジットを分かりやすく解説まとめ
XMの残高とクレジットについて解説しました。
残高はXMの資金や利益など、クレジットはボーナスをさしていることがふたつの違いです。
そしてXMには残高とクレジットの使い方に関するルールは、きちんと区別したうえで理解しなければいけません。
ゼロカット執行における残高とクレジットのルールや、ボーナストレードについても残高とクレジットの扱いを理解しておきましょう。