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TradingView(トレーディングビュー)の出来高プロファイルを詳しく解説

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TradingView(トレーディングビュー)は極めて汎用性の高いチャートツールです。

そんなTradingView(トレーディングビュー)には「ならでは」のインジケーターも存在します。 出来高プロファイルもそのひとつです。

一見すると、よく見る出来高と同じようにも見えるかと思いますが、その実態はまったく異なります。

そこで今回はTradingView(トレーディングビュー)の出来高プロファイルについて詳しく解説していきます。

TradingView(トレーディングビュー)の出来高プロファイルを詳しく解説

TradingView(トレーディングビュー)の出来高プロファイルは価格帯基準

TradingView(トレーディングビュー)の出来高プロファイルは「時間」ではなく「価格帯」が基準です。

一般的な「出来高」はある時間帯にその銘柄がどの程度活発に取り引きされたかを示すものです。

株式投資では移動平均線と並んで代表的かつ基礎的な指標のひとつです。 TradingView(トレーディングビュー)にもその「出来高」を表示するインジケーターは存在します。

対して、「出来高プロファイル」はある価格帯でどれだけ活発な取り引きがあったかを示すものです。

一般的にですが、前者の「出来高」はトレンドの行く末を判断する情報のひとつとして使われます。

一方で、TradingView(トレーディングビュー)の「出来高プロファイル」はその価格帯がサポートラインやレジスタンスラインになりえることを示唆します。

名前こそ非常によく似ていますが、両者はかなり性質が違うものということは承知しておきましょう。

TradingView(トレーディングビュー)の出来高プロファイルは3種類

TradingView(トレーディングビュー)の出来高プロファイルには主に以下の3種類があります。

・セッション出来高

・可視範囲出来高

・固定期間出来高

主な違いはウォッチする価格帯の範囲です。

セッション出来高プロファイルは、1日のあいだの出来高の分布を表示するものです。

どの価格帯で取り引きが活発だったかを確認しやすいことが大きな特徴です。

比較的素直な仕様なのでTradingView(トレーディングビュー)の出来高プロファイルの中では最も使いやすいタイプといえるのではないでしょうか。

可視範囲出来高プロファイルはTradingView(トレーディングビュー)のチャートに表示されているすべての時間帯を対象にしたものです。

長めに期間を取れるので、イベントや節目などの影響を把握するのに使いやすいほか、レンジ相場にも適しているように思えます。

固定期間出来高プロファイルはその名前のとおりです。 自分で任意の期間を指定して出来高プロファイルを確認できます。

短期から長期まで汎用性も高いので、検証したい仮説などがあればこちらを使っていくことになるでしょう。

そのほか、TradingView(トレーディングビュー)には「周期的出来高プロファイル」「オートアンカー出来高プロファイル」などもあります。

それぞれ微妙に機能が違うので、自分にあったものを選びましょう。

TradingView(トレーディングビュー)の出来高プロファイルは有料プランのみ

TradingView(トレーディングビュー)の出来高プロファイルは有料プランでのみ使えるインジケーターです。

TradingView(トレーディングビュー)は無料でも利用できますが、無料プランでは一部の機能に制限がかかります。

出来高プロファイルもその制限のひとつです。

ほかにも、無料プランではひとつの画面に複数のチャートを表示できないなどの違いもあります。

基本的にTradingView(トレーディングビュー)は無料プランでも十分なチャート分析をできます。

とはいえ、やはり多少の不便を感じる部分もないではありません。

有料プランは月額10ドルほどから契約できます。

若干TradingView(トレーディングビュー)の機能に物足りなさを感じる人は有料プランの契約も考えてみてはいかがでしょうか。

なお、出来高プロファイルではなく一般的な「出来高」であれば無料プランでも問題なく利用できます。

似て非なるものではありますが、少なくとも一般的な出来高のような機能を求めているのであればそちらで十分です。

TradingView(トレーディングビュー)の出来高プロファイルの見方

TradingView(トレーディングビュー)の出来高プロファイルはヒストグラム(棒グラフ)と線グラフ、水平線で表現されます。

ヒストグラムは一般的な出来高と似たようなもので、その価格帯における「売買」の活発さが示されています。

デフォルトで「売り」と「買い」に色分けされているのでオシレーターのような見方もできるかもしれません。

一方、水平線はTradingView(トレーディングビュー)ならではで、「POC(Point of Control)」と呼ばれるものです。

詳しく解説すると長くなるのですが、簡単にいえばTradingView(トレーディングビュー)のPOCとは、出来高プロファイルの対象期間で最も取り引きが活発な水準です。

そこがどういった意味を持つのかは状況次第ですが、少なくともマーケットの注目が集まりやすい価格帯ということが分かります。

最後に線グラフですが、これはPOCの推移などを表すものです。

出来高プロファイル全体の情報を補完するようなかたちで見ることになるのではと思います。

TradingView(トレーディングビュー)の出来高プロファイルの注意点

TradingView(トレーディングビュー)の出来高プロファイルは対象銘柄によって若干意味合いが変わってきます。

株式でいうところの「出来高」は取引量ですが、FXに関しては包括的な取引所が存在しないため、取引量はその業者ごとに集計されています。

そのため、FXの出来高は純粋な意味の取引量ではなく、「ティック」と呼ばれる注文回数で代用されています。

TradingView(トレーディングビュー)の出来高プロファイルもFX銘柄に関してはティックがベースになっているはずです。

それゆえ、一般的な出来高の考え方が通用しないケースもままあります。

もっとも、集計対象が異なるとはいえ、基本的には出来高とティックは同じような傾向を示します。

一応の注意は必要ですが、そこまで神経質になる必要はないかもしれません。

TradingView(トレーディングビュー)の出来高プロファイルを詳しく解説 まとめ

TradingView(トレーディングビュー)の出来高プロファイルとは「価格帯」ごとの取引量を視覚化したものです。

「時間」を基準にしている一般的な出来高とは性質が大きく異なります。

また、出来高プロファイルを利用できるのは有料プランのTradingView(トレーディングビュー)を使っている場合のみです。

対して、単なる出来高であれば無料プランでも問題なく使えます。

たしかに出来高プロファイルはTradingView(トレーディングビュー)ならではの特徴的なインジケーターです。

しかし、もしそこまでの価値を感じないのであれば無理に使っていく必要はないでしょう。