FXトレーディングの分析ツールとして、多くのトレーダーから高い支持を得ているTradingView(トレーディングビュー)。
そんなTradingView(トレーディングビュー)でテクニカル分析をおこなっているという人の中には、通知をLINEで受け取りたいという人もいますよね。
ずっとチャートに張り付いている余裕がないという人であれば、TradingView(トレーディングビュー)の通知をLINEで受け取れるとかなり便利です。
そこで今回は、TradingView(トレーディングビュー)のLINEの通知設定を詳しく解説していきます。
TradingView(トレーディングビュー)のLINEの通知設定を詳しく解説
TradingView(トレーディングビュー)のLINEの通知設定のやり方
TradingView(トレーディングビュー)の通知をLINEで受け取ることは可能です。
ただしTradingView(トレーディングビュー)とLINEを直接接続することができないので、いくつかの手間がかかるようです。
TradingView(トレーディングビュー)の通知をLINEで受け取るためには、
ユーザーがTradingView(トレーディングビュー)の無料プランを使っているのか、有料プランを使っているのかによってもやり方が異なります。
TradingView(トレーディングビュー)の無料プランを利用している人がLINEの通知設定をしたい場合
TradingView(トレーディングビュー)を無料で利用しているという人の場合には、TradingView(トレーディングビュー)から受信したEメールをLINEアカウントへ通知するという形でLINE通知設定を行います。
また無料版のGoogleのTradingView(トレーディングビュー)でLINE通知を受け取る場合には、Googleの「Google Appsスクリプト」というプラットフォームの利用が必要です。
そのためTradingView(トレーディングビュー)に登録するメールアドレスは、Gmailを利用していくことになるでしょう。
おおまかな流れとしては。受け取ったGmailを自動でLINEへ転送するスクリプトを作成していきます。
ただしそれには自分でGoogleスクリプトを記述しなければいけませんので、クリプトを自分で書き込んでいく必要があります。
すでに記述されているスクリプトをコピペすることもできますが、多少の編集や修正は必要になります。
また前項の通知設定と同じく、LINE NotifyにGoogle Appsスクリプトを連携させなければいけません。
プログラミングの知識がない人にとっては難易度が高い作業になります。
有料のTradingView(トレーディングビュー)以上に使い勝手が悪い通知設定と言えるでしょう。
TradingView(トレーディングビュー)の有料プランを利用している人がLINEの通知設定をしたい場合
TradingView(トレーディングビュー)を有料プランで利用している人の場合には、アラート設定にWebfookが利用できます。
そのため自分でコードを書かなくても、アプリ機能を活用してTradingView(トレーディングビュー)の通知をLINEで受け取ることが可能です。
ただし有料版でもTradingView(トレーディングビュー)とLINEを直接接続することはできません。
有料版でも以下のように複数のサービスを経由や連携しなければいけないのです。
- webfook:TradingView側の外部との連携機能
- IFTTTなど:TradingViewからの通知をLINEアカウントへ転送するサービス
- LINE Notify:LINE側で必要になる外部サービスからの通知を受け取れるサービス
WebfookはTradingView(トレーディングビュー)のアラート設定機能のひとつで、こちらを利用すればさまざまなwebサービスと連携できます。
なおTradingView(トレーディングビュー)のLINE通知設定でよく使われるものは、以下のサービスになります。
- IFTTT(イフト)
- Zapier(ザピエル)
これらは「条件×を満たしたら〇を実行する」のように動作を設定できるサービスになります。
ですので「TradingView(トレーディングビュー)から通知が来たらLINEアカウントへ転送する」という設定を行うわけです。
さらにLINE側でも通知設定の準備が必要になります。
まずLINEに通知が届くのは、ほかのLINEアカウントからのメッセージになります。
しかしLINEには外部サービスからの通知を受け取れる「LINE Notify」というサービスがあります。
「LINE Notify」のアカウントも必要になりますので、まずはこちらでアカウントの登録を済ませましょう。
すべて準備できたら、最後はTradingViewのwebfook→IFTTT等→LINE Notify→LINEという順序で連携を済ませましょう。
これでLINEへの通知設定は完了となります。
どれも難しい作業ではありませんが、準備しなければいけないツールやサービスが多いため、有料で利用するほどではないかもしれません。
TradingView(トレーディングビュー)のLINE通知をするならTradingView(トレーディングビュー)アプリ通知を利用するのがおすすめ
TradingView(トレーディングビュー)の通知をLINEで受け取るのは、TradingView(トレーディングビュー)の無料版でも有料版でも手間がかかってしまいます。
しかしTradingView(トレーディングビュー)の通知をスマホで受け取りたいという目的であれば、TradingView(トレーディングビュー)アプリを利用する方が格段に簡単に通知が受け取れるでしょう。
TradingView(トレーディングビュー)では、公式からアプリが登場しておりアプリをインストールしたスマホに通知ができるようになっています。
アラート機能アイコンをクリックして、アラートアクションの項目で「アプリに通知」にチェックを入れてください。
あとは、アプリとの連携を行えば簡単にスマホに通知を送ることができるでしょう。
LINEに特別なこだわりがあるという場合以外は、専用アプリをインストールして通知設定を行うのがおすすめです。
TradingView(トレーディングビュー)のLINEの通知設定を詳しく解説まとめ
今回は、TradingView(トレーディングビュー)のLINEの通知設定を詳しく解説していきました。
TradingView(トレーディングビュー)の通知をLINEから受け取ることは不可能ではありませんが、自分でコードを入力する必要があったり他のソフトを中継したりなど手間がかなりかかります。
TradingView(トレーディングビュー)の通知をスマホで受け取りたいという目的であれば、TradingView(トレーディングビュー)のアプリをインストールするのがおすすめです。