XМで注文できない(取引できない)けれど原因がわからない。
МT4で「無効な取引です」と表示されるけれど原因はなに?
注文ボタンが押せない、注文したい銘柄が選べないけれど、注文できない原因を知りたい。
このようにお考えの方に向けて、XМで注文できない(取引できない)原因について解説していきます。
XMで注文できない(取引できない)原因を分かりやすく解説
XМで注文できない(取引できない)原因は、大きく分けて以下の3通りです。
- MT4・MT5のシステムや使い方を理解していない
- 注文ルールや条件を満たしていない
- XMの取引時間(営業時間)やサーバーの問題
ここではXМで注文できない(取引できない)原因をはじめ、その症状と対処法についても解説していきます。
XMで注文できない(取引できない)原因は銘柄を非表示にしてるから
XМで特定の銘柄を注文できない(取引できない)原因は、注文したい銘柄を非表示にしているからです。
症状として、注文フォームから銘柄を選ぶことができません。
選べるのは、МT4とМT5の気配値に表示されている銘柄のみに限られます。
このため、まずは気配値に銘柄を表示しましょう。
対処法として気配値エリアを右クリックして「すべて表示」を選ぶだけです。 これで注文フォームでも銘柄を選べます。
XMで注文できない(取引できない)原因は証拠金が不足しているから
XМで注文できない(取引できない)原因は、証拠金が不足していることもあげられます。
症状として、МT4とМT5で「発注」ボタンを押すと「証拠金不足です」と表示されるため、原因がわかりやすいです。
対処法として、必要証拠金と注文ロット数が見合っているのかどうかを確認してください。
XMで注文できない(取引できない)原因は注文ルールを無視しているから
XМで注文できない(取引できない)原因は、注文ルールを無視しているからです。
- ロット数が不適切
- 注文種別とのつじつまが合わない価格を設定している
XМでは注文種別で指値注文を選んだ場合、売買する価格を仕込んで注文を行いますが、設定する価格にはルールがあります。
たとえば一例として指値注文のケースでは、以下の価格を設定しなければいけません。
- 買い注文:XMのレートよりも安い価格
- 売り注文:XMのレートよりも高い価格
しかし買い注文をするときに、XМのレートよりも高い価格を仕込んでしまうと「無効」と表示されてしまい注文できません。
逆指値注文は、指値注文とは逆に買い注文ではXМのレートよりも高い価格、売り注文では安い価格を設定します。
これはXМに限らず、株式投資や仮想通貨でも共通している投資全体の注文ルールです。
注文種別とのつじつまが合わない価格を設定することは、注文できない(取引できない)原因になります。
XМのロット数についてですが、口座タイプごとに注文の最小取引数量と最大取引数量が決められています。
以下は最小取引数量の一例です。
- スタンダード口座、ゼロ口座:最小取引数量0.01ロット
- マイクロ口座のMT5:最小取引数量0.1ロット
これ以下のロット数を設定すると「発注」ボタンが有効になりません。
発注ボタンが押せないため、XМで注文できない(取引できない)原因になってしまいます。
XМはFX通貨ペア以外にも、貴金属、エネルギー、株価指数、コモディティなどのCFD取引も可能です。
すべての銘柄に最小取引数量と最大取引数量が決められています。
XМで注文できない(取引できない)場合の対処法として、公式サイトでロット数を確認したうえでトレードを行って下さい。
XMで注文できない(取引できない)原因は口座タイプに見合わない銘柄を選んでいるから
XМで注文できない(取引できない)原因は、口座タイプに見合わない銘柄を選んでいるからです。
注文できない(取引できない)症状として、以下の2パターンがあります。
- 右クリックして表示されるメニューに「新規注文」が表示されない
- MT4とMT5の「新規注文」ボタンがグレーアウトして押せない
もうひとつの症状として、XМのチャートに「アップデート待機中」と表示されるため、わかりやすいです。
またCFD取引で限月を過ぎているケースでも同じ症状が見られますが、チャートも動かなくなるためわかりやすいでしょう。
注文ルールを無視していないのにもかかわらず、注文できない場合の原因として銘柄の問題も考えられます。
対処法は、口座タイプに見合う銘柄を選びましょう。
なお、ゼロ口座のМT4の気配値のうち、薄く表示されている銘柄には注意しなければいけません。
基本的に薄く表示されている銘柄は注文できない(取引できない)ですが、ゼロ口座から注文できてしまうケースがあります。
取引画面はゼロ口座であっても、発注はスタンダード口座の条件での扱いになるためです。
XMで注文できない(取引できない)原因は取引時間外だから
XМで注文できない(取引できない)原因は、取引時間(営業時間)外だからです。
症状としてМT4とМT5の「新規注文」ボタンが無効になるため、注文フォームを開くことができません。
注文できない(取引できない)だけでなくチャートも動かなくなり、プラットフォーム自体が停止します。
XМは営業時間をの7:05~土曜日の6:50月曜日と定めています。
このため注文できない(取引できない)時間帯は、XМの取引時間意向である土曜日から月曜日の朝までになります。
また10月最終日常日の2:00から3月最終日曜日の1:00までは夏時間になるため、取引時間は1時間前倒しになります。
サマータイムの移行時期は、XМからお知らせがあるので見逃さないようにしてください。
XMで注文できない(取引できない)原因はサーバーのメンテナンスやトラブル
XМで注文できない(取引できない)原因は、サーバーのメンテナンスやトラブルもあげられます。
症状は、МT4とМT5の「新規注文」ボタンが無効になるため、注文フォームを表示できません。
サーバー関連が問題になり注文できない(取引できない)場合の対処法は特にありません。
XМのメンテナンス終了やサーバーが復旧するのを待ってから注文を行いましょう。
XMで注文できない(取引できない)原因を分かりやすく解説まとめ
XМで注文できない(取引できない)原因は、多岐にわたります。
まずは症状を確認することで、何が原因で注文できない(取引できない)のかを明確にすることができるでしょう。
注文できない原因は、注文ルールや条件を満たしていないことだけではありません。
МT4・МT5のシステムや使い方を理解していないことも、ユーザー側の原因になります。
ユーザー側に原因がなくても注文できない(取引できない)場合は、XМのサーバーに原因があります。
おとなしくメンテナンスの終了や復旧を待つことで、注文できるようになります。