
XМの原油の取引条件や取引時間を知りたい。
原油の証拠金の計算方法や、МT4やМT5で表示する方法はどのようにすればいいの? このような疑問を抱いている方に、XМの原油について解説していきます。
XMの原油を分かりやすく解説
XМの原油とは、原油の価格変動を取引できるCFD銘柄のひとつをさしています。
原油は、経済や政治をはじめ、産出国の情勢、異常気象や事件などにも左右されるため、価格の変動が激しいといった特徴があります。
経済状況に左右されるため、原油の価格は経済状況を分析するための指標として活用されています。 また、原油はトレンドが継続しやすいことも特徴でしょう。
短期の変動を繰り返しつつ、長期的にも同じ方向にレートが進みやすいため、短期でも長期トレードでも利益をめざせます。
XМの原油はリスクを最小限に抑えながら、利益を目指せるでしょう。
XMの原油先物と現物の違い
XМの原油は5銘柄で取引できますが、そのうち3銘柄は先物と現物に分かれています。
シンボルに「Cash」が表示されていれば現物ですが、原油の現物も先物もCFD取引です。
- BRENT (Brent Crude Oil)|ブレント原油:先物 BRENT SEP-23/ 現物 BLENT Cash
- OIL (WTI Oil)|WTI原油:先物 OIL SEP-23/ 現物 OIL Cash
- NGAS(Natural Gas)|液化天然ガス:先物 NGAS SEP-23/ 現物 NGAS Cash
- OILMn (WTI Oil Mini):WTI原油(小)
- GSOIL(London Gas Oil):精製後の軽油
原油先物と現物の違いは、下記の3つです。
- スワップポイント:現物あり / 先物なし
- 配当:現物あり / 先物なし
- 限月(決済期限):現物なし / 先物あり
- レバレッジ:現物 33.3倍~66.6倍 / 先物 200倍
現物にはスワップポイントと配当がありますが、先物には決済期限が設けられているといった違いがあります。
原油現物とは、現在の価格で原油を売買することです。
一方、先物は決められている期日に売買することを約束し、売買価格を現時点で決めてしまうといった取引をさします。
XMの原油の1ロットあたりの価格
XМの原油では、銘柄によって1ロットの価格が異なります。
- BRENT (Brent Crude Oil):100バレル
- OIL (WTI Oil):100バレル
- OILMn (WTI Oil Mini):10バレル
- NGAS(Natural Gas):1,000 MMBtu
- GSOIL(London Gas Oil):4トン
原油の最小取引数量は、先物と現物で異なります。
- 原油の先物:1ロット
- 原油の現物:0.01ロット
すなわち原油の現物では、少額トレードができます。
XMの原油のレバレッジ
XМの原油のレバレッジも、現物と先物で異なります。
原油の現物は全銘柄で、レバレッジは200倍ですが、先物は下記の通りです。
- BRENT (Brent Crude Oil):66.6倍
- OIL (WTI Oil):66.6倍
- NGAS(Natural Gas):33.3倍
- OILMn (WTI Oil Mini):66.6倍
- GSOIL(London Gas Oil):33.3倍
先物は、大幅にレバレッジが制限されます。
原油はボラリティが高いため、ハイリスク・ハイリターンになるでしょう。
XМでは原油のレバレッジを抑えることで、リスクを抑えながら取引を始められます。
XMの原油の必要証拠金の計算方法
XМの原油の必要証拠金の計算方法は、下記の通りです。
・ロット数×契約サイズ×レート÷レバレッジ
ここでは1ロット=80バレル、ブレント原油で1ロットを先物でトレードする場合を想定して、必要証拠金の計算方法をみていきましょう。
・1ロット×100バレル×80ドル÷66.6倍=120ドル
1ドル=100円だった場合、ブレント原油の先物の必要証拠金は12000円です。
なおブレント原油の現物では、レバレッジが200倍、最小取引数量は0.01ロットから取引できます。
・0.01ロット×100バレル×80ドル÷200倍=0.4ドル
日本円に換算すると、必要証拠金はわずか40円です。 XМの原油現物では、証拠金を抑えて取引できます。
XMの原油のスプレッド
XМの原油の最小スプレッドは、下記の通りです。
- BRENT (Brent Crude Oil):3pips
- OIL (WTI Oil):3pips
- OILMn (WTI Oil Mini):3pips
- GSOIL(London Gas Oil):130pips
- NGAS(Natural Gas):先物3pips / 現物1.1pips
上記は最小スプレッドのため、タイミング次第でスプレッドが拡大する恐れがあります。 原油のスプレッドは、低スプレッドで評判のAXIORYよりもXМの方が狭いです。
XMの原油の取引時間
XМの原油の取引時間は、各銘柄で異なります。
- BRENT:月~金曜日 9:05~翌6:55 金の閉場翌5:10
- OIL/OILMn:月~金曜日 7:05~翌5:55 金の閉場翌5:10
- NGAS:月~金曜日 7:05~翌5:55 金の閉場翌5:10
- GSOIL:月~金曜日 7:05~翌6:55 金の閉場翌5:10
どの銘柄も閉場時間が早まるためご注意ください。
XМの原油は、ニューヨーク市場が開場する日本時間の22時から、翌日2時がもっとも取引される時間帯です。
また、毎週水曜日の0時30分に発表されるアメリカ週間石油在庫統計の結果次第で大きく変動する可能性があります。
XMの原油を表示する方法
МT4やМT5にXМの原油を表示する方法は、気配値に銘柄を追加することです。
銘柄追加のやり方は、МT4やМT5の気配値のどこでもよいので右クリックして、表示されるメニューから「すべて表示」を選びましょう。
気配値に銘柄を表示しなければ、チャートの表示も注文もできません。
XMの原油先物と現物に適したトレード手法
XМの原油に適したトレード手法は先物と現物で異なります。
先物は、200倍のレバレッジで取引できるため、短期トレードに最適です。
一方、長期トレードに適しているのは、決済期限がない原油の現物といえるでしょう。
原油の現物では、スワップがマイナスのポジションを長期保有すると、コストの負担が大きくなります。 思わぬコストの負担になるため注意しましょう。
XMの原油を分かりやすく解説まとめ
XМの原油について解説しました。 5種類の原油を現物と先物から選んで取引できます。
原油の銘柄や、現物・先物では、レバレッジやスプレッド、スワップポイントなどが異なります。
しっかりと区別して、XМの原油のトレードを始めましょう。