FXGTはFXと仮想通貨のハイブリッド取引所です。
そして、そんなFXGTでは日経225(株価指数)のような株価指数もトレードできます。
しかし、株価指数を取り引きするとはどういうことかと思われる人もいるのではないでしょうか。
あるいは、具体的な取引条件が気になるという人も少なくないことでしょう。
そこで今回はFXGTの日経225(株価指数)について詳しく解説していきます。
FXGTの日経225(株価指数)を詳しく解説
FXGTの日経225(株価指数)はCFD
FXGTの日経225(株価指数)はCFDと呼ばれる金融商品です。
CFDとは「Contract for Difference」の略称で差金決済とも呼ばれます。
名前のとおり、決済差額だけをやり取りする契約です。
広い意味でいえば為替FXもまたCFDの一種です。
したがって、FXGTでいくら日経225(株価指数)を取り引きしたとしても、それは日経225(株価指数)の投資信託を購入しているのとは異なります。
一応、配当金のようなものもあるにはありますが似て非なるものです。
一般的な投資信託のような取り引きをしたい人はFXGTではなく普通の証券会社を使いましょう。
なお、これはFXGTのほかの取扱銘柄でも同様です。
FXGTは仮想通貨や為替、株式なども取引できますが、それらで銘柄を購入しても実物資産は一切入手できません。
もちろん仮想通貨をなんらかの決済に用いることも不可能です。
あくまでもFXGTはFX取り引きしかできないものと考えておきましょう。
FXGTの日経225(株価指数)のレバレッジ
FXGTの日経225(株価指数)の最大レバレッジは100倍です。
一般的な証券会社でもレバレッジ型の投資信託はありますが、せいぜい3倍程度のレバレッジです。
それにくらべるとFXGTの日経225(株価指数)のレバレッジは文字通り桁が違います。
これは非常に大きなメリットといえるでしょう。
また、FXGTの日経225(株価指数)がCFDであることは先に解説したとおりです。
したがって、一般的なFX同様に売りから入れることも大きな利点です。
この高いレバレッジとショート(空売り)可という部分は普通の投資信託の日経225(株価指数)との決定的な違いといえます。
ただし、高いレバレッジが使えるということは同時にハイリスクということでもあります。
FXGTはゼロカットがあるため借金を作るような心配はないとはいえ、一瞬で口座の残高がゼロになることはありえます。
その点は重々承知しておきましょう。
FXGTの日経225(株価指数)の取引時間
FXGTの日経225(株価指数)の取引時間は「月曜日2時30分~土曜日0時55分一部」までです。(※ 冬時間)
ただし、毎日0時55分~2時30分のあいだはメンテナンスのため取り引きできません。
とはいえ、基本的にFX同様に平日の早朝から深夜帯までいつでも取引可能です。
また、FXGTの日経225(株価指数)のマーケットは先物をベースに動いているようです。
そのため、東京市場がクローズしている時間帯でもマーケットは動きます。
昼夜を問わずトレードできるのもまた投資信託やETFにはないメリットといえるでしょう。
ちなみに、一般的に投資信託の価格更新や取り引きは1日1回、対して、ETFの扱いは株式投資に準じます。
同じ日経225(株価指数)でも投資信託とETFとでは条件が大きく異なります。
もしFXGT以外で取り引きする場合はこの違いには留意しておきましょう。
また補足ですが、FXGTの日経225(株価指数)はサマータイムの影響を受けます。
実際の東京市場のように年間を通して取引時間が一定ではないので、そこも勘違いしないようにしておきましょう。
FXGTの日経225(株価指数)の手数料
FXGTの日経225(株価指数)の取引手数料は無料です。
ただし、それは名目上の取引手数料。
実際にはFX同様にスプレッドが生じます。
スプレッドは売値と買値の差額ですから、往復が必須のCFDでは事実上の取引手数料に該当します。
一応、FXGTは日経225(株価指数)の最小スプレッドを12ポイントとしていますが、「最小」とあるようにスプレッドは変動するものです。
実際に取り引きする際はスプレッドの傾向は事前にチェックしておくようにしましょう。
FXGTの日経225(株価指数)のその他の条件
FXGTの日経225(株価指数)のその他の条件は以下のとおりです。
・コントラクトサイズ・・・100
・最小/最大ロット・・・1/200
・スワップレート・・・買いマイナス4.5、売り マイナス3
コントラクトサイズとは1ロットあたりの数量です。
要するに単位です。
仮にFXGTで日経225(株価指数)を1ロット取り引きする場合は、日経225(株価指数)価格の100倍が取引額になります。
といってもレバレッジが100なので必要資金はその1/100。結局は日経225(株価指数)の価格とほぼ同等です。
スワップレートはいわゆるスワップポイントと考えて差し支えありません。
問題は売りと買いの双方がマイナスなことです。
ここを考えると、FXGTの日経225(株価指数)は長期保有には向いていません。
基本的には短期売買を中心に考えておくべきでしょう。
FXGTの日経225(株価指数)の特徴
これはFXGTにかぎらずですが、日経225(株価指数)は一般的に米国市場に追従して動くといわれています。
そして、為替相場とは逆相関というのが通説です。
すなわち、ドル高円安で日経225(株価指数)は上昇、ドル安円高で下落です。
必ずしもそのとおりになるとはかぎりませんが、これは今でも役立つ一般則です。
また、値動きの荒さ(ボラティリティ)でいえば、連休明けや月末などは高まりやすいといわれています。
これらはあくまでも「そうなりやすい」というだけではありますが、FXGTで日経225(株価指数)を中心にトレードするつもりの人は最低限おさえておくことをおすすめします。
FXGTの日経225(株価指数)の注意点
FXGTの日経225(株価指数)は税金に要注意です。
一般的な投資信託の日経225(株価指数)の税金は「源泉徴収ありの特定口座」ならば天引きされます。
そのため確定申告も原則的に不要です。
対して、FXGTの日経225(株価指数)はそれらの制度を利用できません。
ある程度の年間利益が出れば基本的に確定申告は必須です。
ただ、幸いにしてFXGTの取扱銘柄はすべて同じ税制のもとで計算可能です。
株式であろうとFXであろうと同じ税制です。
カテゴリーごとに税金の計算が違うということはないのでそこは心配いりません。
FXGTの日経225(株価指数)を詳しく解説 まとめ
FXGTの日経225(株価指数)はCFDと呼ばれる金融商品です。
そのため、基本的にはFX同様のルールで取り引きできます。
一方で、その代わり若干リスクも高く、投資信託のような税制上の優遇もありません。
FXGTで日経225(株価指数)をトレードするときは、投資信託やETFとは似て非なるものと承知しておきましょう。