
XМの逆指値って何?
逆指値注文の使い方とやり方が良く分からない。
XМの逆指値注文ができない原因と解決方法を知りたい。
あなたは今、このような疑問を抱えていませんか。
XМは最大1000倍でレバレッジ取引ができる海外FX業者のため、大きな利益が狙える一方で損失も大きくなるというリスクをはらんでいます。
そこで損失を最小限に抑えたいとお考えの方は、XМの逆指値について理解しておかなければいけません。
ここではXМの逆指値について詳しく解説していきましょう。
XMの逆指値を分かりやすく解説
XMの逆指値とは?
XМの逆指値とは、注文の際に指値とは反対側に価格を設定することを指します。
指値は、XМのレートを境に利益が狙える方向だけに価格を設定できるしくみですが、逆指値は損失方向だけに価格を設定できるのです。
だからといって損失を狙うことが逆指値の目的ではありません。
逆指値と指値は価格を設定する方向が異なりますが、予約注文であることが共通点です。
この解説をもとに、なぜ逆指値を使う必要があるのか、XМの逆指値の使い方や目的を解説していきましょう。
XMの逆指値の使い方
XМの逆指値の使い方は、損切りを目的として活用されるケースが一般的です。
例えばXМのレートが100円のタイミングで買い注文をして、ポジションを保有したとしましょう。
その後105円に上がったら売り注文でポジションを決済して、5円の利益を狙おうと考えているとします。
しかし予想に反してレートが下がる恐れもあるため、99円で逆指値決済を設定しておきます。
その後XМのレートは95円まで下がってしまったため、本来であれば5円の損失が確定します。
しかし99円の逆指値決済を予約していたため、1円の損失に抑えることができます。
このように逆指値注文の使い方は、損失を最小限に抑えること、すなわち損切りが目的なのです。
XMの逆指値決済のやり方
XМの逆指値決済のやり方を、各プラットフォームで解説していきます。
МT4による逆指値決済のやり方は、注文フォームの「決済逆指値」に価格を設定して発注するだけです。
МT5、МT4・МT5アプリ、XМ公式アプリでは「Stop Loss」「ストップロス」の項目に価格を設定します。
XМでは新規注文と一緒に、逆指値決済も設定して発注し予約しておくことが可能です。
すでにXМで保有中のポジションについては、注文の変更にて逆指値決済を設定できます。
やり方は、МT4のターミナルから「取引」タブに進み、損切りしたいポジションを右クリックして「注文変更または取り消し」を選びます。
注文画面が表示されるので「決済逆指値」を入力して、再発注を行いましょう。
XMの逆指値注文の使い方とやり方
ここまでの解説の通り、XМの逆指値は主に決済で使われますが、新規注文でも活用できます。
逆指値注文の使い方
新規の逆指値注文の使い方は、XМのトレード戦略に応じて活用されます。
例えばXМのトレンドの起点で注文を出すことで、最大限に利益を狙うといったような使い方が可能です。
使い方としては、例えばXМのレートが100円だった時に、103円を超えれば強いトレンドが発生すると予測したとします。
このケースでは103円で買い注文をしたいところですが、指値の性質上、99円以下でなければ指値注文ができません。
そこで逆指値注文を使えば、103円で買い注文ができます。
このように指値注文では実現できない注文をカバーできることが、逆指値注文のメリットです。
MT4・MT5による逆指値注文のやり方
МT4とМT5のメニューから「ツール」→「新規注文」に進み、XМの注文フォームを開きます。
「通貨ペア」を選んだら「数量」を設定しましょう。 「注文種別」から「指値注文」を選ぶと表示される「Buy Stop」「Sell Stop」のいずれかを選んで、逆指値注文を選択します。
「価格」を入力したら、最後に「発注」ボタンをクリックして完了しましょう。
スマホでは「気配値」→通貨ペアをタップ→「トレード」でXМの注文フォームが開きますので、後は同じように設定してください。
XMの公式アプリによる逆指値注文のやり方
XМの公式アプリでは、注文フォームに「逆指値注文」の項目がありません。 しかし逆指値注文は可能です。
やり方は、注文フォームを開いたら「予約注文」を選び迷う。
逆指値注文では、買い注文を行う際は「設定価格」にXМよりも高い価格を、売り注文であれば安井会価格を設定します。
「ロット数」を設定して、売買ボタンをタップしたら発注を完了させましょう。
XMの逆指値注文ができない原因と解決方法2つ
XМで逆指値注文ができない際、2つの症状から原因と解決方法を導き出すことができます。
症状1.XMの逆指値注文の際、注文ボタンが押せない
МT4の注文ボタンが押せないという症状によって、XМで逆指値注文ができないことがあります。
逆指値注文が出来ない原因は、正しい価格を設定していないことにあるでしょう。
解決方法は、現在のレートよりも不利な価格を逆指値の項目に設定してください。
症状2.XMの逆指値注文が発動しない
逆指値注文が発動しないという症状の場合、原因として考えられるのはXМの窓開けレートです。
窓開けとは、金曜日の終値から月曜日の始値の時間帯で発生する、チャート上の価格が空白になってしまうタイミングのことをさします。
土曜日と日曜日はFXブローカーは休日になります。
一方、FX市場は24時間365日稼働し、土日も関係なくレート推移が続くため、週明けの月曜日には空白の時間帯ができてしまいます。
同時に休日のレート変動時は、МT4とМT5の損切りシステムが停止します。
金曜日に決済逆指値を仕込んでおいても、土曜日や日曜日に大幅なレート変動があった際には損切りが発動しません。
その後週明け月曜日の初めのレートにて損切りが執行されるしくみになっています。
金曜日の終値で仕込んでいた逆指値決済は無意味になってしまうというわけです。
XМで莫大な損失を防ぐためには、週の終わりには逆指値注文に頼らないことが解決方法につながるでしょう。
ポジションを持ち越さないように金曜日に一度決済を行い、月曜日にあらためてポジションを保有するようにすることが、損失を防ぐために重要です。
XMの逆指値を分かりやすく解説まとめ
XМの逆指値について解説しました。
逆指値は損切りを目的とした使い方が一般的です。
やり方は逆指値決済に価格を設定するだけで、XМの損失を最小限に抑えられます。
新規の逆指値注文は、指値注文ではカバーしきれないレートの時に、ポジションを保有するために重宝する機能です。
逆指値を上手に活用すれば、利益を最大限に狙うという使い方もできます。
XМでは過去にトレーダーを悩ませていたストップレベルが0に改善されたため、逆指値が使いやすくなったと評判です。
逆指値を上手に活用して、XМのトレードで利益をめざしましょう。